東京都が雨の街での”身の回りの危険”調査、自転車でのケガ経験は歩行時の2倍
東京都は12日、降雨時のヒヤリ・ハット経験を調べた「降雨時における身の回りの危険」調査の結果を発表した。同調査は、2013年1月29日~31日の期間にインターネット上で行われ、東京都在住の15歳以上の男女3,000人から有効回答を得た。
まず、降雨時におけるヒヤリ・ハットや危害の経験を聞いたところ、61.1%が「ヒヤリ・ハット経験あり」、17.9%が「危害経験あり」と回答。一方、「いずれもない」と答えた人は21.0%だった。
製品別のヒヤリ・ハットや危害経験者を調べると、「傘」が1,657人(ヒヤリ・ハット経験者と危害経験者の合計、以下同)、「履物」が1,317人となり、この2つが他の製品と比べて圧倒的に多かった。また、「自転車(電動アシスト自転車除く)」も750人と比較的多く、以下、「レインコート・ポンチョ・帽子」が204人、「原動機付自転車」が126人、「電動アシスト自転車」「ベビーカー」が同数の50人と続いた。
製品別危害経験者の医療機関への受診・入院の有無については、「履物」が最も多く37人。次いで、「自転車(電動アシスト自転車除く)」が21人、「傘」が20人、「原動機付自転車」