猫がお父さんよりもお母さんによくなつく理由
■猫は環境の変化を嫌う
「猫は人につかず、家につく」と言われることがあります。猫は常に同じ環境にいることに安心するため、引っ越しをしたり模様替えをしたりしただけでも大きなストレスとなります。
これは人間の出入りにも言えること。母親が専業主婦の場合は家にいる時間が長く、それゆえ必然的に猫と一緒にいる時間も長くなります。猫にとって慣れ親しんだ環境と言えるでしょう。
逆に父親は日中仕事に行っているため、一時的に家にいる客人のように考えられてしまうケースもあります。
■猫は女性の声が安心する
女性の高い声やゆっくりした話し方は猫を安心させます。猫は警戒しているときやケンカをするときなどに低い鳴き声を出すため、男性の低い声はその鳴き声を連想させてしまい、不安に感じる猫も多いようです。
猫があまりなついてくれないというお父さん、話しかけるときは少し高めの声でチャレンジすると良いかもしれません。
■猫は人をみる
猫は近くによっても大丈夫な人、安心できる人などを見極めることができます。余り構いすぎると猫は自由が束縛されてしまうので嫌がって近づいてきません。逆に何もせずに適度な距離を保ってくれる人を好む傾向にあります。専業主婦で忙しい母親の場合、家に居る時間が長くても、猫とスキンシップを取れる時間はわずかでしょう。
しかし、父親の場合は仕事で家に居る時間が短いために、帰宅後は積極的にスキンシップを取ろうとすることも多いはず。しかしこれがかえって逆効果になることもあるのです。
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