エサをほっぺたにつめこんで、ぷっくりした顔を見せてくれる、キュートなリス。リスは眺めているだけで、ほのぼのと楽しい気持ちにしてくれる生き物です。ただ、リスは他のペットとは違い、野生に近い生き物です。飼うに当たっては工夫もたくさん必要です。自分なりに試行錯誤しながら、リスとの暮らしを楽しんでみましょう。
■まずは知っておきたい、リスの春夏秋冬の過ごし方
リスは大自然の中で力いっぱい運動し、エサを探し、蓄えることに一生懸命な小動物です。そんなリスは、四季によって活動内容が変わります。自然の四季の中で、リスはこんな活動をしています。
(春)…冬眠していた巣穴から出るようになり、エサを探して活発に動き出します。
(夏)…日差しの弱い早朝から動き始めて、日差しのきつい日中は日陰で休みます。
(秋)…冬眠に向けて、食べ物の備蓄を始めます。
(冬)…冬眠中。1日に1回起きて、備蓄していた食べ物を食べます。
人間との暮らしでは、この通りにはなかなかいきませんが、頭に入れておくとリスの体調や異変に気づきやすくなるかと思います。
■リスを飼う場合、広めのケージに1匹飼いが基本
リスは行動範囲が広く運動量が多いため、1メートル以上あるケージが理想といえます。