つっこまずにはいられない! 大阪府の「石切神社」参道はアナザーワールド
大阪府と奈良県の県境にある生駒(いこま)山。この山の大阪側山裾に位置する石切劔箭(いしきりつるぎや)神社は、デキモノ・腫れ物の神様として、石切神社または石切さんと呼ばれ親しまれている。そして、その参道に広がる石切参道商店街には、立ち止まらずにいられない「ツッコミ待ち」な雰囲気が漂っているのだ。
その神社から山の中腹近くまでのびる参道には、婦人衣料品や薬局、和菓子店やつくだ煮店などが多く建ち並び、「東の巣鴨、西の石切」という言葉もあるように、巣鴨地蔵通り商店街に似た雰囲気となっている。
だが、何屋さんなのかよく分からない店の“雑多”具合や、珍スポットの多さでは石切参道商店街の方が上かもしれない。今回その参道を訪ね、気になるモノを集めてみた。
山の中腹側から参道を歩いていくと、まず気づくのが「豊八」という屋号の多さ。衣料品、占い、カラオケ、はては猫カフェなどなど、とにかく参道の至るところで“豊八”の名が入った看板やテントが目に付く。
手広く商売を展開しているようだが、そもそも本業は何なのだろう?
特にインパクト大なのが、「豊八大黒殿」と「占いはん豊八占いの館村七福神」。どちらも占いや悩み相談を受け付けているところのようだが、「豊八大黒殿」