プレゼントにひと工夫。不器用さんでも簡単にできるラッピング術
美しいラッピングには人を感動させる不思議な力があるもの。例えばプレゼント品やギフト品に心をこめた手作りのラッピングは、贈る人の気持ちを贈られる人の心に温かく伝えてくれます。そこで、「プレゼントにひと工夫したいけれど不器用だからできない」そんな風に思っている人でもできるラッピング術を、ラッピングコーディネーターの熊谷洋子さんに伝授してもらいました。
――熊谷さんは生活の場でどんなふうにラッピングを楽しまれているのでしょう?
「息子が友達やガールフレンドにプレゼントを贈るときとか、家族からよく『ラッピングして』って頼まれますね。贈る相手はどんな人なのか、誕生日なのか、バレンタインのお返しなのかなど、シチュエーションに合ったラッピングをしてあげて喜ばれています。
インテリア感覚でラッピングを楽しむことも多いよう。玄関飾りを季節感のあるアーティフィシャルフラワーや涼しげなリボンで飾ったり、ホームパーティの折にワインボトルをおしゃれなペーパーで包んでみたり、ラッピングの技術って生活の中にいろいろと応用できるんですよ」
――でも、難しそうですよね……。
「どんな技術でもそうでしょうが、基本を習得しないと満足のいくラッピングは難しいですね。