【雑学キング!】雨の日、自転車に乗るときの解消法を伝授します!
梅雨もぼちぼち終わりに近づいてきましたね。そして梅雨が過ぎれば夏、台風の多い季節です。しかも今年の夏はエルニーニョ現象により、冷夏で雨が多くなるだのならないだのとちまたで騒がれてもいます。昨年から世の中を騒がせているゲリラ豪雨もまた、今年もブイブイいわせるようですよ。
いつも最寄りの駅まで自転車を使用する皆さま。雨だからといって、おとなしく徒歩で駅に向かうと、なんだかものすごく負けたような気分になりますよね。「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」と昔の人はよく言ったものです。そんな、余の辞書に「徒歩」という文字はない、と豪語するチャリ人間たちにとって厄介なのが、雨の日の荷物。
自転車に乗るとき、カゴに荷物を入れると、どうしても荷物がびしょぬれになってしまいます。片手で傘をカゴの上へさし、荷物をかばいつつ、えっちらおっちらこいだところで、自然界の脅威には勝てません。ある程度の雨量の前には、人間めの荷物などひとたまりもないのです。
これはある雨の日にカバンに入れていたお気に入りの漫画。ベコベコになってしまいました。
このような大惨事を防ぐのに最もいいのが「ゴミ袋」。ゴミ袋を使うことで以下のようなすてきな効果があるのです。
1.カバンがぬれない
2.ゴミ袋は大きいから、どんなに荷物が多くても大丈夫
3.地球にやさしく、携帯にも便利
ひとつずつ解説しましょう。
■1.カバンがぬれない
まず、市販の大きなゴミ袋を用意します。カゴに入れる予定の荷物をゴミ袋で包みます。ゴミ袋でくるまれた荷物を自転車のカゴに放り込みましょう。いざ、出陣!
カゴの荷物を気にすることなく、優雅に自転車をこぐことができます。
この心の余裕が、スマートなモテリーマン&エレガントなシロガネーゼへの第一歩です。
■2.ゴミ袋は大きいから、どんなに荷物が多くても大丈夫
私は常に荷物が多いタイプです。「備えあれば憂いなし」の精神で、A4以上が入るカバンを持ちつつ、手提げのサブバッグを数個持ち運ぶこともしばしば。そんな荷物の多い心配性派でも安心。
ゴミ袋の大きさなら、どんなに荷物が多くてもすべてカバーすることができます。(旅行、家出、夜逃げ等、なんらかの事情がある際の大荷物は除く)
■3.地球にやさしく、携帯にも便利
帰宅後、雨にぬれたゴミ袋を干して乾かし、乾いたら再び小さく折りたたんでカバンにしのばせます。このように、折りたたみ傘の要領でいつでもカバンに入れておけば、突然の雨にも対応可能なのです。
また、ゴミ袋を通常の用途で使うと、再利用することはできません。袋いっぱいにゴミを詰め込まれた時点でその役目は終わりです。中身のゴミとともに、夢の島で煮るなり焼くなりされます。ゴミを出すために使う"ゴミ袋"そのものが"ゴミ"となってしまうこの不条理さ!それに引きかえ、雨の日に荷物を包むために使われるゴミ袋は、同じものをずっと使い続けることができるのです。
このように、エコな要素まで含まれた雨の日のゴミ袋。
常にカバンの中に携帯していると、あまたの雨をともに乗り越えたゴミ袋に対して"戦友"のような気持ちで接している自分に気付かされます。
雨の日、ゴミ袋がいかに役に立つかお分かりいただけたでしょうか。
たかがゴミ袋、されどゴミ袋。ゴミ袋をカバンにかぶせるなんて格好悪い、などと言っている場合じゃありません。皆さまの雨ライフが、ゴミ袋によって、少しでも洗練されたものとなるよう、切に願っています。
(朝井麻由美/プレスラボ)
※ライフハック……。(編集部梅田)
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