愛あるセレクトをしたいママのみかた

【コブスくんの使えそうな仕事術】あなたがもらって印象的だった名刺って?

マイナビニュース

社会人として名刺を交換する階数が重なるうちにだんだんと「名刺を見るセンス」が鍛えられていくもの。

今、この記事を見ている人の多数は会社から自動的に支給された名刺を使っていると思いますが、もしあなたが独立したり起業したりして、自由に名刺を作れるとしたらどんなものを作りますか?社会人500人にあなたがもらって印象的だった名刺はどんなものだったか聞いてみました。


■クレジットカードのようなプラスチックの名刺(スタイリスト)

広告代理店に勤める方からの回答です。芸能人のメーキャップなどを担当するスタイリストさん。まさにオシャレofオシャレな職業ですが、印字されている内容ではなく、素材が紙ではなくプラスチックという離れ業な名刺でした。そりゃ印象に残りますよね。そのほか「薄い板でできている名刺」「銀製のもの」なんて意見も挙がりましたよ。

■普通の名刺サイズの半分の大きさ(家電屋)
■形が定形外だった(IT系・ベンチャー系)

今度は大きさが凝っているというもの。
確かに印象的ですが、名刺ホルダーに入れたときに埋もれてしまったり飛び出ていないかちょっと不安です。

■キャラクター会社の方で、とても顔は怖いのに名刺にはキャラクターが印刷されていた。ギャップがとても印象的(メディア系)

強面の人がファンシーな名刺を持っていたら、非常に印象的ですよね。何というか、ほかの人にはまねできない裏技のような気もしますが、相手の印象に残りさえすればこっちの勝ちです。

■色が黒い(食品)
■黄色い名刺(クリエーティブ系)

そのほか、色に関する意見多数。やはり白以外の単色をバックに持ってくる、というのは印象深いようです。

■お香のいい香りがついていた。(自営業)

五感に訴えるというか、視覚だけではなく臭覚に訴えるというのが斬新ですね。
職業が香水の販売員とかお香を取り扱う雑貨屋さんだったりすればなお良しですね。

では、反対にもらってイヤだった名刺はないのでしょうか?こちらも聞いてみました。

▲端っこが折れ曲がって、あきらかに長期間財布に放置していただろうと思われる名刺。(製造・メーカー)

すみません、これ、僕も前に一度だけやってしまいました。反省します。
▲肩書がたくさん並んでいる(放送、メディア)

「コンテンツプロバイダーインキュベーションセンター管理第2部門部長補佐兼第3地区営業部門長兼宴会部長」とかね。いや、それは本人が悪いんじゃなくその役職を与えた会社のほうに問題があるような気がしますが。ちなみに、僕の知人の社長は、あえて「代表取締役」という役職を入れずに名刺を配って、あとでだんだん社長だと気づかせてビックリさせてにやにやしているそうです。
ドSですね。

と、いうわけで印象の良かった名刺、悪かった名刺などが登場しましたが、もしも独立したり、新しい事業を起こすなんてことがあれば、あなたが自分の名刺のデザインを決めるときが来るかもしれません。どういう名刺が良いのでしょうか?グラフィックデザイン会社CAPに勤めるデザイナーの瀧さんに話を聞いてきました。

「理想の名刺のデザインですか?一概には言えませんね。ただ、その人の職業や性格、人となりが分かるような名刺が良いと思います」

――なるほど。僕が知っているある出版社は、名刺の裏に一人ずつ違うすしネタの写真があって、それがその人のキャラクターに与えられたすしネタらしいです。

「有名どころでは某大手広告代理店の名刺も一人ずつ色が違うとか。まあ、出版社とか広告代理店などはそういう手の込んだ演出が多いですが、普通の事業を考えると、やはり知りたい情報(連絡先、事業内容)が簡潔にまとまっている名刺が良いでしょう。
加えて、顔と名刺が一致するように、その人のイラストなんかがあればいいかもしれませんね」

――イラストはいいですね。写真だとちょっと「自分大好き感」が出てしまいますが、イラストならそのあたりが緩和されそうです。あとは名刺を作るときに考えておくと良いことはありますか?

「名刺を配る相手は初対面の人が多いので、その場で話のとっかかりになりそうなものを配置しておくと良いかもしれませんね」

――動物とかのキャラクターを配置したりして、「コレなんですか?」と相手に言わせたらこっちのものですね。確かに話題を広げる、という意味ではそれもいいかも。

と、いうわけでさまざまな名刺のアイデアが出ました。自分の生活を振り返ると、年間にかなりの枚数の名刺をもらいますが、その中で印象深く覚えているものと言えばやはり名刺とその人のキャラクターがすごく染みついているものです。そういう人とは「またいつか一緒に仕事ができればいいな」と思えるので、やはり名刺にはこだわって損はないのではないでしょうか。

ただ、懲りすぎると返って悪い意味で目立ちそうなので身の丈にあったものが良いような気はします。


(梅田カズヒコ/プレスラボ)

【関連リンク】

本これで私も成功者?ビジネス界の「げんかつぎ丼」とは
恥ずかしながら、この記事はビジネスにはまったく役立ちません。残念です
店長でお店を選ぶ時代!?飲食店情報サイト「グル名刺」とは?
お店の情報はもとより、店長の性格まで分かってしまう飲食店情報サイトがあるそうです

提供元の記事

提供:

マイナビニュース

この記事のキーワード