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【突撃!COBS】スナック菓子「激辛マニア」が辛すぎる件

マイナビニュース

最近、コンビニのスナック菓子の売り場で異彩を放っているお菓子、「激辛マニア」をご存じだろうか?インターネット上でもかなり話題になっていて、
「これまでのスナックでは一番の辛さかもしらん」
「ハバネロなんて序の口」
「マジで辛い。つか痛い」
これはぜひ食ってみなければいけない!

というわけで、コンビニで調達してきました。

「挑戦者求む」という言葉が気になりますが、まずは封を開けて恐る恐るにおいをかいでみました。おや!?香ばしくて良い香り。なんだ、やっぱりコンビニで売っているスナック菓子だし、いくらなんでもそこまで辛くないんじゃないか。さっそく食べてみました。

ふむふむ、これは香ばしくて……

辛ぇー!!!というか、痛ぇー。舌をはじめ口の中がひりひりする。
なんでこんなものを商品にして販売したの?販売元にちょっと怒りを覚えるほどの辛さです。3つほど食べたらもう食べられない……。そこで、責任感のある僕は「この痛みは皆で共有すべきである」と思い、コブス編集部の別の人間にも食べてもらいました。まずは根岸達朗さん。あえて激辛スナックだとは言わずに食べさせてみました。

え?あぁ、スナックの差し入れですか?ありがとうございます。パクッ。

「おぇー。
辛い。というか、梅田さん、何を食べさせるんですか!?」

根岸さん、ナイスリアクションありがとうございます。さらに、事務所で暇そうにしている小川たまかさんにも食べてもらいました。

「はむ」

「辛い……。」

あまりの辛さにすっかり無口になってしまいました。小川さん、ごめんなさい。そうだよね?無口になるよね?オレが辛いモノに耐性がないわけじゃなくて、このお菓子が辛すぎるんだよね?

それにしてもすごい商品が出回ったものだ。これは販売元に話を聞いておかねば。ジャパンフリトレー株式会社、激辛マニアの商品担当の方に話を聞いてみました。


――「激辛マニア」、話題になってるんじゃないですか?

「おかげさまでかなり話題になっております。弊社への問い合わせ件数No.1です。賛否両論なのですが……」

――好意的なご意見はどのようなものですか?

「『とにかく辛くておいしい』、『(期間限定商品だけど)年中販売してほしい』というご意見をいただいております」
――否定的なご意見もあったのですか?

「『辛すぎる』、『スナック菓子の範囲を超えている』などです」

――賛否両論真っ二つというお菓子は珍しいですね。

「賛否両論があっても、日本のスナック菓子史上でもっとも辛い商品を売り出したく、商品化に踏み切りました。『激辛マニア』シリーズは、実はこれまでも夏季限定で3回発売しておりますが、今回は実際に『激辛ファン』の方をインターネット上で募集し、試食をしてもらい、そこで支持されたものを商品化いたしました。なので、激辛マニアも納得の商品が生まれたわけです。辛さに定評のある唐辛子『ハバネロ』の量が去年に比べて20%アップしました。ぜひ、この夏は『激辛マニア』を試してください」

――ありがとうございました。


何というか、どんどん辛さに対する耐性がついていく人類の進化(あるいは退化)を考えてしまうような異常な辛さでした。人類の挑戦とは限りのないものである。例えば、100m競争の世界記録は、僕らの子どもの頃はカール・ルイス選手の9秒86だったが、現在の世界記録保持者のウサイン・ボルト選手はそれを0.17秒上回る9秒69を記録している。わずかな差に違いないが、それでも人類のそれまでの記録を上回り続けているのが、すごい。

そしてここにもまた一つ、お菓子の限界を乗り越えようとする商品がある。賛否両論上等!そんな過激な商品、題して「激辛マニア」、辛さに自信のある人は一度試してみませんか?

小川さんは、首をかしげてできるだけ舌に乗せないという特殊な食べ方を発見した模様です。

(梅田カズヒコ/プレスラボ)

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