【突撃!COBS】コブスくんと沖縄弾丸ツアー、「皆既日食を見るコブよ~!」
6月下旬ごろ、私が夕刊に載っていた「日本の陸地でおよそ46年ぶりとなる皆既日食が観測される」という記事を読んでいたときのことです。当サイト「コブス横丁」のマスコットキャラクター、コブス君が私にいいました。
「僕も皆既日食がみたいコブ~!絶対にみたいコブ~!!」(コブス君)
ということで、皆既日食を一番鮮明に観測できる奄美大島やトカラ列島……とまではさすがに無理でしたが、約95%の部分日食を観測できる沖縄へコブス君とともに行ってきました!(びゅーん!)
「わーい、沖縄コブ!沖縄の人たちも『コブス横丁』を読んでくれているのかなぁ? 海が青くて、気持ちがいいコブよ~」
皆既日食前日の7月21日、コブス君とともに沖縄入り。今回、皆既日食が観測される時間帯は午前9時ごろ~11時ごろにかけて。「美ら海水族館へ行きたいコブ~」というコブス君のワガママを無視し続けながら、翌日の皆既日食へ!
一番太陽が見えそうな海辺で観測することに。浜辺で転がっているコブス君はさておき、皆既日食用のメガネをかけてスタンバイ。さすがに9時ごろは欠けているかどうか判断しにくい状態でしたが、9時半を過ぎると太陽がみるみる欠け始め、世紀の天文ショーがスタート!
※専用レンズを通して撮影しています。
皆既日食用メガネをかけているせいか、まるで月の満ち欠けを見守っているような気分に。
足下にいるコブス君も、この神秘的な現象に大興奮な様子です。「太陽が、太陽が欠けていくコブ~!!」(コブス君)。専用メガネを外して空を見上げてみると、太陽の周りに大きな虹の輪ができているのがわかります。(危ないので、太陽は直視していません)
「太陽の周りに、大きな虹の輪ができているコブ~!」
ところが、日食による不思議は、それだけではありませんでした。
<日食中に起こった不思議>
■「波の音が静かになった」
波の音が、太陽が欠けていくとともに静かに。日食前、コブス君さえも流してしまいそうな勢いはどこへやら。
■「肌寒くなる」
太陽が半分以上欠け始めたころ、偶然近くにいた人たちが「寒い…」といい始めました。太陽が隠された分、気温も下がってしまったようです。
■「セミが鳴きやむ」
薄暗く、そして気温が下がった影響でしょうか。勢いよく鳴いていたセミたちの声も、気がつけば聞こえなくなっていました。妙に静かで、なんだか気味が悪いような……。
と、周りの変化にキョロキョロとしている間にも、着々と太陽は欠けていきます。
「これが、沖縄でもっとも欠けているときの部分日食コブ~!」
これにはコブス君や私だけでなく、周りでともに観測していた人たちも大興奮。まさに、46年ぶりの奇跡!その最大6分間という時間を、コブス君とともに満喫したのです。「次は26年後、茨城県あたりで観測することができるコブ~。次も必ず、観に行くつもりコブよ~」(コブス君)
26年後の「コブス横丁」でライターを務める誰かさん、そのへんはよろしくお願いします。
(その前に、26年後に「コブス横丁」はまだあるのか?)
皆既日食も終わり、突然決まった沖縄弾丸ツアーもそろそろお終い。最後に、沖縄を楽しむコブス君の様子をご覧いただきたいと思います。
次に沖縄を訪れる際は、ぜひともコブスくんナシでお願いしたいところです。(撮影中、かなりの人たちに怪しまれてしまったため)。
(吉住夏樹/プレスラボ)
【関連リンク】7月22日皆既日食の情報(国立天文台)
「皆既日食、見逃した!」という方、こちらへ
夜中書いた文章は妙にテンションが高くなる。その謎に迫ってみた
皆既日食をみて、確かにテンションが高くなりました!