【雑学キング!】最近、停電が起こらないような気がするのはなぜ?
去る今年7月30日、ディズニーランドに向かう行楽客でにぎわうJR京葉線が、変電所の出火で送電がとどまり、約7時間にわたって運転中止になりました。ニュースへのリンクあまりにも当たり前すぎて忘れていたけど、そう言えば、世の中の大半のものは電気で動いていて、供給が止まれば世の中がストップするんですよね。
子どものころの記憶を思い出してみると、地震があった日、台風が直撃した日など、ちょこちょこと停電が起こったような気がしませんか?そして、最近あまり停電に見舞われなくなった気がします。これはなぜでしょう?東京電力の広報の角田さんに話を聞いてみました。
――JR京葉線が停電で止まったようですが、そもそも停電ってどのようにして起こるのでしょうか?
角田さん「はい。まず、先日のJR京葉線に関してですが、あれはJRさんのシステムの問題です。一般によく言われる停電とは、他発的要因(自動車事故やクレーン事故など)と気象的要因(台風、雷など)に分かれます」
――でも、街角の電線が雷などで切れただけで、東京全体の電気が止まったりはしませんよね。停電が起こるってどういう状態なのでしょうか
角田さん「もちろん、いくつかの電線が何らかの事情で不通になっても、網の目のように電線を張ることで被害を最小限に抑えるようにしております」