【COBCOB世論調査】明日から使いたくなる「日本人もあまり使わない日本語」とは?
目上の人に「頑張って」と言いたいときに使う「お疲れの出ませんように」など、現代の日本人が知らない日本語を外国人学習者の疑問を通して紹介した『日本人の知らない日本語』(蛇蔵&海野凪子/メディアファクトリー)がヒット中です。確かに、日本で生まれて何十年も暮らしていても、まったく知らなかった日本語に突如出会うことってあるもの。
いつまでも発見と学習の気持ちを忘れないでいたい……というわけで、20代読者の皆さんに、「自分はひょんなきっかけで知ったけれど、現在ではあまり使われていない日本人の知らなさそうな日本語」を聞いてみました。さて、どんな言葉が?
「いまいま」……「今」の強調語。
→若者言葉もしくは業界用語っぽい雰囲気がありますが、平安時代後期の歴史物語『大鏡』にも登場する言葉なのだそう。
「面黒い」……面白くないこと。
→こちらも江戸時代から使用例があるそう。「『面白くない』をしゃれて言ったもの」(広辞苑より)。
おやじギャグは昔からあったんですね。
【ことわざ編】
「馬の背を分ける」……馬の背の片方では雨が降っているが、片側では降っていないという意味で、かなり狭い範囲で夕立などが降る様子を表す。