【ゴルフ横丁】初めての打ちっぱなしで、上手に打つコツとは? 最先端のシミュレーションゴルフを体験!
アコーディア・ゴルフの「広尾カントリークラブ」は、東京・港区という土地柄、都心にいながらにして、本格的なゴルフシミュレーションを楽しめる施設として人気があるようです。いったいどんな施設なんでしょうか。今回、ゴルフのイロハをまったく理解していない僕に、初心者向けのレクチャーをしてくださったのは、日本プロゴルフ協会会員で、同クラブのインストラクターを務める菊池英祥プロです。
--手ぶらで来てしまったんですが、大丈夫ですか?
「道具などはこちらでお貸ししますので大丈夫ですよ。パッと見たところ、根岸さんはサンダルのようですね。こちらで靴をお貸しします。あと、グローブも必要ですね。ちょっとお待ちください(菊池プロ)。」
※クラブ、シューズのレンタルは無料。
グローブは1枚1050円で買取になります。
--すいません、なにからなにまで……。
「では早速、レッスンをはじめましょう。まずは画面に向かって、適当に打ってみてください。もう自由に打っちゃっていいですよ」
--えい!……って、先生。ボールにまともに当たらないんですが。
「なるほど、ではまず基本の形から覚えていきましょうか。まずグリップは、左手の小指、薬指、中指の順に巻き込んでいくように握る。
右手は添えるような形。クラブはボールと先端が当たる面を水平にして……、はい、これが正しい握り方です」
--ははあ。僕、めちゃくちゃに握ってましたね。
「手を痛めるので、握り方は覚えましょう。では、次は打つときの姿勢を正しましょう。まず、足は肩幅に開く。少し前傾になりつつ、お尻を突き出すようなイメージ。親指に力がかかる感じにしてください。
その状態で少しだけヒザを曲げる。手はぶらーんと下ろしたところにクラブを持って、先ほどの握り方で構える。いいですね?」
--こ、こうですか……?
「意外にいろいろなところに負荷がかかると思いますが、それでいいんです。その状態で打ってみましょう。失敗しても、なんどもその形を思い出しながら、一つひとつ丁寧にいきましょう。始めはだれでもうまくいかないものです」
(その後、スイングの際の理想的な体の運び方などを教えていただき、かれこれ30分。仕事を忘れ、ゴルフに夢中に……)
--先生、なんだかいい感じになってきました!ボールもまっすぐ飛ぶし!
「うん、よくなってきました。その調子でいきましょう、と言いたいところですが今日はここまでです。
一度のレッスンでいろいろなことを教わってしまうと、覚え切れなくなって混乱してしまいます。ゆっくり進んでいけばいいんです。では、最後にお見せしたいものがあるので、ちょっとこちらに来てください」
--お、なんですかこれは?僕が映っているじゃないですか。
「根岸さんのスイングをカメラで撮影したものです。右側が指導前、左側が指導後です。ぜんぜん違いますよ。明らかに最初の方よりも、今の方がきれいで格好がいいです。こうして自分のスイングを確認しながら、少しずつ改良していくのが上達への道筋なんです」
(菊池プロと反省会)
(理想的な背骨の角度、スイングの軌道などを示したもの)
--いやーなんだか、ちょっと教えてもらっただけでだいぶ変わったなあという印象があります。
「プロのみなさんも自分のスイングを振り返りながら研究しています。ゴルフのスイングに完成形はないのですが、だからこそ奥が深くておもしろいのだと思います。もっといろんな人にゴルフを楽しんでもらえるとうれしいですね」
--とても楽しかったです。ありがとうございました!
一回のレッスンは50分。朝から夜まで(営業時間:9:00~21:00/無休)開校しているので、会社帰りの社会人にはぴったり。女性ビギナーからアスリートゴルファーまで、個人個人のレベルに合わせた丁寧なレクチャーが好評のようです。いきなりコースに出るのは不安だなあ、という方は、まずはこうしたシミュレーションを導入として、徐々に本格的なコースプレイにチャレンジするといいかもしれません。「ゴルフの醍醐味は本番のコース」とは菊池プロ。
少しの体験でしたが、僕も早くコースデビューがしたいという気持ちが強くなりました。
(根岸達朗/プレスラボ)
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