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【コブスくんの使えそうな仕事術】外国人のビジネス上のやりとりの難しさを実感した瞬間

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日々グローバル化する社会。外国人と仕事をしたことがない人もいつその日が来るかわからない!来るべきその日に備えて今日は、「外国人と仕事をする大変さ」について小耳に挟んでおきましょう!以下にご紹介する清き日本人ビジネスピープルを襲った、トラブル・取り越し苦労・すれ違い……。あなたの身に降りかかったら、どう対処しますか!?


■ハサミはないのか事件(イタリア)
「ある商品のパッケージが、切り口があるにも関わらずとても開けにくかったんです。これは不便だと思って改良を求めたら、『ハサミを使って開ければいいじゃないか。日本にはハサミもないのか?』とイラつかれました。日本は消費者に親切なんです!」(30歳/輸入雑貨)

ここで「日本には刀しかない!」と言い返してみれば、「さすがサムライの国!」と驚いて、改良を素直に検討してくれたかもしれません。

■態度がでかすぎでしょ事件(ギリシャ)
「商品を日本に入れているギリシャメーカーの営業マンが来日した時、彼らと一緒に日本の各取引先にあいさつをしに行くことがよくあるんです。そんな時、彼らはおえらいさんの前でもデーンと座って、足は組むわ、腕を組むわのデッカイ態度。
海外ではそれでも良いのかもしれませんが……。彼らのあまりに堂々とした態度に、こっちがムダにひやひやします」(26歳/商社)

思えば、「日本人の礼儀正しさは素晴らしい」と言う外国人は多いですが、だからと言ってそれを見習おうとする外国人はあまりいないような。「とはいえ、日本人と僕らは文化が違うので」とあきらめているのかも。

■英語下手でしょ事件(フランス)
「英語が必須の海外営業担当のはずなのに、とにかく英語が下手な取引先!しかも、そこまで重要じゃない用件だったりすると、フランス語で書かれたメールをそのまま転送して来たりします。文句を言うのも疲れるので、辞書を引き引き推理も交え、理解に努めています」(26歳/専門商社)

まあ、英語が苦手な日本人からすれば、お互いさまと言えるかもしれません。

■なんで恩を着せるの事件(イギリス)
「ときどき真顔で『僕たちの商品を日本で扱うことができて、君たちは本当に幸せだね。よかったね』と言われるんです。エバりたくて言ってるわけではなく、ただ純粋に自分たちの商品に自信がある様子。
来日のたびにそう言われ続けていると、だんだんうまく応答できなくなってきます」(25歳/化粧品)

たしかにそうなのかもしれないけれど、どうせならその言葉でもってではなくて、商品や日ごろのやりとりの間で自発的にそう感じさせてもらいたいというのが日本人的な信条です。

価値観・文化・言語の違い、そしてその国の何かがその人に与えた(のかもしれない)、時に強烈なまでの個性が原因で起こる、インターナショナルビジネスにおける嘆かわしい事件。これからの世の中で国際的に活躍していくためには、どんな相手や事態にも対応できる大きな器を持ったビジネスパーソンになるしかないのかもしれませんね。

(つくしの万葉/プレスラボ)

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