【エンタメCOBS】あなたは「愛されるよりも愛したい?」20代男女の本音を聞く
1997年ごろのヒット曲で「愛されるより愛したい」という曲がありましたね。私は当時中学生でしたが、恋愛に目覚めたばかりの女子たちの中で、生意気にも「○○ちゃんは愛したい方?愛されたい方?」なんて話で盛り上がった記憶があります。まさに青い春。青春ですね。さて、きっと今となっては中学生時代の想像を超えた幸せや痛みなど、恋愛の面白さを経験したであろう社会人。コブス読者のみなさんは、「愛したい派」と「愛されたい派」どちらが多いのでしょうか?アンケートをとってみました。
期間:2010/1/27~2/1
対象:459名/COBS ONLINE会員
方法:WEBログイン式
【恋愛において、あなたは「愛したい派」と「愛されたい派」どちらですか?】
愛したい30%(138人)
愛されたい70%(321人)
「愛されたい派」が大多数という結果に!こちらのアンケートに協力していただいたのは女性が316名、男性が143名。男女別に見てみると、「愛されたい」と回答した女性は女性全体の約75%(236名)なのに対し、男性では59%(85名)にとどまりました。
「愛されたい派」には女性が多く、「愛したい派」には男性が多いということで、このテーマには若干ではありますが男女差が見られるようです。
さて、次はその理由について聞いてみようと思います。
【愛したい派の意見】
「追いかけられると逃げるタイプなので」(20代女性)、「愛されすぎると重く感じる」(20代女性)というような意見が、特に女性に多く見られました。「恋愛は追いかけっこ」という言葉を聞いたことがありますが、これもあながちウソじゃないのかもしれません。
「自分が愛せないことはとても不幸だと思う」(30代男性)、「愛したいのに愛せなくなってしまって、悲しい別れを体験した事があるから」(20代女性)というように、自分を愛してくれている相手を愛せないジレンマは、とてもつらいことのようです。
「攻めたい」(20代男性)、「自分からのアプローチの方が楽しい」(20代男性)など、能動的な恋愛を求める意見は男性に多くみられました。これが、人間が狩りをしていた時代から男性が持っているという「狩猟本能」なのでしょうか。
また、「愛情をあげることで相手が幸せになってくれるのが一番の幸せ」(20代男性)、「自分が愛してなければ、人の愛は感じられないと思います」(20代男性)、「愛は与えるものだから」(20代男性)というちょっと哲学的な意見も。
愛って一体何なのだろうか……なんて考えさせられちゃいます。
「人を好きになることがめったにないので。できればその喜びを知りたい」(20代女性)と、愛する喜びを追い求める意見もありました。
【愛されたい派の意見】
「愛されることが自分の精神的な安定、癒やしにつながるから」(20代男性)、「愛されていると感じることで幸せを感じる」(20代女性)、「不安になるのがいやだから」(20代女性)、「誰かに愛されることが心の寂しさを埋めてくれる」(20代男性)等の意見が多く、「愛されたい派」には愛されることで精神的な充実を感じる人が多いことが分かりました。
「愛されれば愛せるけど、愛されていないと愛せない」(20代女性)と、人を愛すのには愛されていることが大前提!という人も。見返りがなく自分ばかりが愛し続けるのには、相当な忍耐力が必要ですものね。
また、「愛せるのは通常一人だが、愛されるのに制限はない」(30代男性)など「一夫多妻制か!」と突っ込みを入れたくなるような意見や、「愛した相手よりも愛された相手と結婚すると家事をしてもらえる、と知人が言っていたから」(20代女性)などロマンのカケラもないような(すみません)意見もありました。
愛されているだけじゃその気持ちが重くなってしまったり、愛しているだけでは一方通行に疲れてしまったり。
ホント、恋愛って難しいですね。だけど愛情の大きさって測れないし、愛情表現の仕方は人それぞれ。難しいことを考えずに、お互いが打算なんかなしに「心から大切に思い合えること」が一番幸せなことなんでしょうね。これって理想論にすぎないんでしょうけど……。「愛」って答えが出ないテーマだし、現実では恋愛ってなかなかうまくいかないものだとも思うから、やっぱり心の中ではずっと理想を抱いていたい!……とも思う今日このごろでした。
(桜まゆみ/プレスラボ)
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