【エンタメCOBS】千円でべろべろに酔える「せんべろ」の知られざる世界
千円でべろべろになるまで酔える居酒屋を略して「せんべろ」と呼ぶそうです。酒豪で知られた作家・中島らもさんが、自著『せんべろ探偵が行く』でこの名を使い始めたことがきっかけで広まったとか。この不況下で懐事情のさみしい飲んべえにはたまりませんね。一度飲み会に行ったら3,000円は軽く飛んでしまう時代に、1,000円でべろべろになれるってどんなサービスなんでしょうか?都内の有名店を回ってみました!
■西口やきとん(浅草橋)
まず一軒目は浅草橋にある「西口やきとん」。繁華街の外れにポツンとお店を構えてますが、ここは知る人ぞ知る「せんべろ」の有名店。平日の夕方以降、近隣のサラリーマンや常連客でにぎわいます。この日も食欲をそそる焼き鳥の香りに引き寄せられるように、次々とお客さんが入っていきました。
おやじだらけで大盛況の店内。
今どきの居酒屋のムーディーな雰囲気とは一線を画す趣です。一人で黙々と焼き鳥をつまみながら飲んでいる客も多い。ちなみに入り口側は立ち飲みスタイルですが、奥にはテーブル席もあるので、座ってゆっくり飲むこともできます。とりあえず、いろいろと注文してみました。
皿なんこつ(150円)