【雑学キング!】意外によく分かってない"正しい枕の選び方"とは?
突然ですが私、睡眠環境には結構うるさい方なんです。といいますのも、ライターや編集という仕事柄、生活リズムが乱れてしまうことが多いので、せめて睡眠環境だけでも整えようと思ったわけです。寝室の明るさや温度、アロマやシーツにも気を配ったり。ところが!!
「あれ?ひょっとして枕の存在をないがしろにしてはいませんか?」と話すのは、快眠セラピストの三橋美穂先生。これは盲点!睡眠環境にこだわりたい身として、うっかりミスでした……(反省)。さっそく、三橋先生から自分に合った枕の探し方を教えてもらいました!
「立っているときの姿勢を維持することが、いい睡眠をとる上でもっとも重要といわれています。枕やマットレスは、その姿勢をサポートするための大事な寝具。そのため、枕は(頭を支える場所の高さが)高すぎても低すぎてもよくありません」(快眠セラピスト、三橋美穂先生)。
――高すぎたり低すぎたりすると、具体的にどのような悪影響があるのでしょうか?
「『枕が高すぎる=首筋が突っ張っている状態』なので、首や肩が凝りやすくなります。また、気道を少し圧迫してしまうので、イビキをかきやすくなるなんてことも。一方、『枕が低すぎる=心臓の位置より頭が下がっている状態』になるため、眠りが浅くなったり、翌朝顔がむくんでしまうことがあります」
――ひーっ、それはイヤです!(特に肩こり)。某美容系雑誌で「首シワ防止のために枕を使わない」という話題を見かけたことがあるのですが、これは?
「高すぎる枕を使っていると、首が曲がった状態のまま眠ることになるのでシワができやすくなります。けれど、本当に合っている枕を使っていれば首がまっすぐ伸びるので、シワができることはないはずです。むしろ、枕を使わないと頭が心臓の位置より低くなり、顔がむくみやすい状態になってしまいます」
――聞けば聞くほど、枕って重要です。自分に合った枕選びの基準を教えてください!
「簡単ではありますが、下記に体形別の選び方をご紹介します!」
<体形別>※個人差あり
・ガッチリ体形(スポーツマン体形)→高めの枕
・中肉中背体形→中くらいの枕
・細身体形(おもに女性、小柄な男性)→低めの枕
「また、枕の両サイド(首があたる部分)が少し高く、中央部分(後頭部があたる部分)が低くなっているような、立体的なものを選ぶのがポイント。首に圧迫感がないかどうか、頭がしっかり支えられているかどうかもしっかりチェックしましょう。
横向きでも楽かどうか、何度か寝返りをうってみることもお忘れなく」
――上記のポイントをふまえて、枕選びをすればいいんですね!恥ずかしながら、私はこれまで枕選びというものをしたことがないわけですが……。こんな私でも相性のいい枕と出会えるかどうか、ちょっぴり不安です。
「体形や個人差もあるので、枕の合う・合わないは人それぞれ。ですが、本当に相性のいい枕と出会ったときは必ず『これだ!』という衝撃が走ります。もし不安であれば、アドバイザーのいる専門店を訪れてみるのもいいかもしれませんね」
――ありがとうございました。
なるほど、「これだ!」という衝撃が走るわけですね。睡眠環境にこだわる身として、さっそく枕探しを始めなければ!
(吉住夏樹/プレスラボ)
Sleepeace Cafe: http://sleepeace.com/
三橋先生のオフィシャルサイトです。ぜひぜひ!
眠っていることに、起きている:http://mmmiho.blog27.fc2.com/
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謎めいたタイトルもGOOD
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