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【エンタメCOBS】相手を納得させるコツは○○!?  実演販売人・マーフィー岡田さんに聞く

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会議や商談などのビジネスシーンでは、何かと相手を納得させる話術が求められたりするものですが、口ベタな筆者はいつも大苦戦。もっとウマいこと言えたらいいのになあといつも思います。ただ、今から卓越した話術を身につけることは難しいとしても、相手を納得させるためには、もっとなにかできることがあるような気もしています。テレビの通販番組などでもおなじみの実演販売人・マーフィー岡田さんに"相手を納得させるコツ"、伺ってきました。

——どうしたらいいんですか

「マニュアルなんてないよ。ただ一つ言えるのは、相手に良い印象を持ってもらうことだね。実演販売の世界は厳しいよ。この販売人が気に食わないとなったら、すぐにお客さんは去っていく。
売っている商品がどんなに良いものだって関係ない」(マーフィーさん、以下同)

——まずは第一印象ってことですか

「だって気に食わない人の商品なんて買いたくないでしょ。だから僕はいつも"清潔感"や"笑顔"を心がけて、相手に良い印象を持ってもらうようにしてきた。これは心がけ次第で誰にでもできることだよ。もちろんそのときだけ意識したってだめだけどね」

——でも、笑顔だけで乗り越えられないときもありませんか

「僕はいいイメージを持って舞台に臨むようにしている。僕のパフォーマンスがウケて、お客さんがどんどん商品を買っていく。そんなイメージを持つだけで、意外とうまくいったりするものなんだ。もちろん、若い頃はイメージとまったく違う反応が返ってきて『あれ……おかしいな?』なんてときもあったけど」

——マーフィーさんもヘコんだりすることあるんですか

「あるよ。でも僕はそれをジョークにする。
一人、二人とお客さんが去っていく。最後の一人が去ろうとしたときに『そして、誰もいなくなった……』なんて言ってみる。するとしかめっ面をしていたお客さんが、クスッと笑ってくれたりするんだ。落ち込んでいたって何にもならないんだから、そうやってネタにした方がおもしろいじゃない」

——エンターテイナーですね

「自分をうまく売るということが大事なんだよ。あとは商品にほれ込まないで、ある程度の距離を保つこと。もちろん、実演販売のときはテンションを上げていくけれど、あくまでも冷静さは保つようにしている」
——それって経験が成せる技ですよね

「だって経験があるんだもん、しょうがないじゃない(笑)。でも今となっては実演販売人なんて、絶滅品種みたいなものだよ。全国で数えたらもう100人程しかいない。
だから、僕の実演を求めてくれるところがあればなんでもやっちゃう。最近はネット損保のサイト内で『みてみてイーデザインチャンネル』という番組をやっているよ。ぜひ、見て見て!」

——はーい、見てみます。ありがとうございました。

ちなみにマーフィーさんの芸名は、かつてテレビ番組で共演していた上岡龍太郎さんに「今日からマーフィーで行け!」と名付けられたことが由縁だとか。「あんまり名前に意味はないんだけどね」と笑うマーフィーさんでしたが、お弟子さんが自発的に「マーフィー」の冠名を付けたりと、実演販売人としての遺伝子は脈々と次代へと受け継がれている様子。相手を納得させるまでの技術は一朝一夕には得られないとしても、そのヒントは実演販売の中にある、といってもあながち間違いではないのかもしれません。

(根岸達朗/プレスラボ)

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