【COBCOB世論調査】職場の仲間を"あだ名"で呼ぶのは、アリ? ナシ? 徹底調査
先輩「まったく、太郎のオッチョコチョイには参っちゃうよなぁ」
後輩「ナベさん、もう止めてくださいよぉ」
二人「わっはっはっはっは……」
こんな具合に(?)、職場での何気ない会話をより明るく、より爽やかに演出する、お互いを名前やあだ名で呼び合うという習慣。果たしてそれは実際の職場でどれほど浸透しているのか、アンケートで調べてみました。
※COBS ONLINE会員495名に、WEBログイン式アンケートを実施。(アンケート期間:2010/1/27~2/1)
■Q.あなたの職場で、社員同士はお互いにどう呼び合っていますか?
・名字で呼び合うことの方が多い……68%
・名字とそれ以外の呼び名(あだ名、下の名前など)は、同じ頻度で使われている……23%
・全体的に、名字以外を使って呼び合うことの方が多い……9%
やはり時代は変われど、日本は日本。ある意味予想通り、オーソドックスかつトラディショナルに「名字で呼び合うことの方が多い」と答えた人の数が圧倒的に上回りました。名字以外で呼び合うことには、抵抗があるという人も多いのでしょうか?そこで続けて、こんな質問を。
■Q.職場の社員同士が名字以外の呼び名(あだ名など)を使うことについて、どう思いますか?
・あだ名などで呼び合うことに、どちらかと言うと抵抗がある……53%
・あだ名などで呼び合うことが、どちらかと言うと好き……47%
と、こちらの結果はほぼ半々に。年代別で見てみると、20代が「名字派:あだ名派=49%:51%」、30代が「名字派:あだ名派=60%:40%」、40代以降になると「名字派:あだ名派=90%:10%」という分布になっていました。
平和な職場生活を送るためには、「40代以降であだ名派の人は、よほどファンキーで特殊なタイプ」だと覚えておいた方が無難かもしれません。
また、「あだ名派」の一人から、「女の子を下の名前で呼ぶときは、なんかうれしい……。名前で呼び合う職場の習慣に感謝します」(男性/27歳)という、甘酸っぱい告白があったのに対して、「名字派」の一人からは「親しくもない上司に名前で呼ばれるとむしずが走る」(女性/27歳)という、衝撃の拒絶反応が!実際この二人は赤の他人であるに違いないのですが、それにしても悲しい、人と人の心のすれ違いです。それでは最後に、アンケートに協力してくださった方々に教えていただいた、世間の職場で本当にある「おかしなあだ名」の一部をご紹介します。
・ウェット……整髪料で髪がぬれたように見える人を、上司がそう呼んでいた(男性/29歳)
・シャッツ……シャツが似合うから(女性/23歳)
・ショローズ(初老ズ)……同部署にいる三人のおじさんたち。「おれたちショローズ」なんて言って、仲良しなようだ(女性/27歳)
・Sさん、Mさん、Lさん……同じ苗字の人を、身長差によってこう呼び分けている(女性/24歳)
・ロビンソン……ミュージシャンのスピッツ好きな人が、自らそう呼んでほしいと申し出た(女性/22歳)
・昆虫クン……昆虫マニアの後輩を、上司がそう呼んでいる(女性/28歳)
なかなかヒドイあだ名もちらほら。笑って良いのかいけないのか、そこに愛はあるのかないのか、いろいろなことが謎に包まれています。この「謎に包まれた」感じが、あだ名を使う一つのメリットでもあるのかもしれませんね。
浸透率の面では名字にかなわなかった職場におけるあだ名呼び習慣ですが、TPOをわきまえつつであれば、なんだかんだで人間関係の潤滑油となる可能性も大。間違った使い方をすると、他人の怒りの着火油となってしまう危険性もありますが……。個人的にも、そこらへんの使い方を誤ったりしない、器用な社会人になりたいものです。
(つくしの万葉/プレスラボ)
どうしても名前を思い出せない人が話しかけてきたらどーする?
変わったあだ名だったら、名字よりきっと思い出しやすいはず!
あなたがもらって印象的だった名刺って?
名刺にも「ショローズ」なんて書いてあったら、ビックリしますね
「人は見た目が9割」ですが、第一印象はどこを見て判断してる?
変なあだ名をつけられないためには、外見にも気を使わなくては!?
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