【突撃!COBS】謎のブログ「ゲシュタルト崩壊と戦うブログ」とは?
文字のゲシュタルト崩壊といえば、手で書きものをしているときなどによくある現象。一つの漢字を長時間見つめたり、連続で並ぶ文字列を読み続けていると、「あれ……これってこんな字だったか?」と、なぜか頭の中がこんがらがった状態になることを指しますよね。「ゲシュタルト崩壊と戦うブログ」の管理人・鹿さんは、そんなゲシュタルト崩壊の壁を打ち破るべく(?)、日夜、紙に同じ文字を書き連ねているとか。勝ち目があるとは思えないけど、やってることはすごく楽しそうですね。お話を伺いました。
――どうしてこんな挑戦を?
「昔から文字を書くのが好きで、よく新聞紙やチラシなどを見て活字のまね書きをしていました。『ゲシュタルト崩壊』を体験したのは小学生のころですが、当時はそんな言い方があることも知らず、大人になってから言葉の意味を知り、興味を持ちました。2年程前から、本格的に興味が出てきて『ゲシュタルト崩壊しない文字なんてあるのか?慣れれば崩壊しないのでは?』と、紙に同じ文字を書き連ねる検証を始めました」(鹿さん、以下同)
――検証の結果は?
「崩壊しまくりです。
気付いたのは単純な文字ほど崩壊しやすいこと。例えば『ち』は、連続で文字を書かなくても、じっと見つめているだけで崩壊してきます。