【エンタメCOBS】「おなら大全」、「地獄の事典」……新しい世界が開ける珍本の世界
本の中には専門的な分野の人が読めば重要な資料だったとしても、私たちからすれば「それ、誰が読むの?」、「何の役に立つの?」というものがあります。しかるべき人が読めば思考を展開していくための重要な材料になりえるのでしょうが、一般ピープルが読んでも何が何やらさっぱり!でもそういう本に限ってなんだかおもしろそう!と言うことで、今回は「それ必要?」と思わず問いたくなるような本(失礼)を大学図書館に勤めているIさんにお尋ねしてみました。
■『おなら大全』(著者:ロミ/ジャン・フェクサス)
さまざまな「おなら」を解説。とにかく古代から現代までの文献など、いたるところからおならにまつわる話を集めてきた本。
本からにおいがしてしまいそうな……。
とにかくおならづくしの一冊。この著者であるロミとジャン・フェクサスは、ほかにも『悪食大全』、『でぶ大全』などを執筆。ちなみにこの『おなら大全』でラブレー賞なるものを受賞しています。
『でぶ大全』は読んでいるとうっかり「私ってデブでもいいのかも……!」という気分に陥ります。
■『平行植物』(レオ・レオーニ著)
絵本作家であるレオ・レオーニが描く植物図鑑……でも、実際に描かれている植物は架空のもの。