【エンタメCOBS】梅雨時は大変! 雨の日のクセ毛対処法を教えて!
クセ毛の人にとって雨は大敵です。変な風にカールはするし、無駄にボリュームは出るし、まとまりの悪いことこの上ない。とくに筆者はクセ毛でもありながら、剛毛であり、さらにボリュームも人一倍多いため、寝起きなんてもはやドリフの爆発コントさながら、収拾のつかない状態になっていることも多いのです。梅雨のシーズンも近づいております。なんとかする方法はないのか、美容師の方に伺ってみました。
――長年付き合ってきた髪質とはいえ、梅雨の時期は本当に憎くなります。どうすればいいのでしょうか?私は一体、どうすれば!
「まあ、落ち着いてください。まず一つの対処法は水にぬらしてから、髪を引っ張りつつしっかりとドライヤーで乾かすことです。
髪は水素結合と呼ばれる状態で結びついていて、水にぬれるとその結合が切れます。髪に形が付くのはその水素結合ができたとき、つまり髪が乾く瞬間です。伸ばしながら乾かせば、クセは多少抑えられます」(東京・下北沢、BURNING BLOOD店長・高野さん、以下同)
――ふむふむ、ドライヤーですか
「あとは、整髪料でがっちりと固めてしまうというのも手です。ただし、ここでは水分があまり含まれていない、ハード系のスプレーを使いましょう。髪にハリが出るようなタイプのものです。ジェルやワックスはスプレーよりも水分が含まれているため、実はあまりおすすめできません。雨の日に髪に湿気が含まれている状態だと、なおさらうねってしまいます」
――スプレーですか、あとで薬局へ行ってきます
「また、男性の中にはお風呂で髪を洗うときにシャンプーしかしないという方もいらっしゃいますが、クセを抑えるためのトリートメントなどを使ってみてはいかがでしょうか。美容院にいけばクセが目立たなくなるようなカットもしてくれますし、根元からクセを和らげていけばスタイリングも楽になりますよ」
――ストレートパーマや縮毛矯正という手も?
「どうしてもクセが気になるのであればそれもありでしょう。
また逆に、ボリュームアップするような、ウェーブやカール系の強いパーマなどをかけるのもスタイルとしてはあります。ただし、パーマは髪を傷めることがあります。無理やり本来の髪質に逆らうのではなく、できることなら持って生まれたクセを生かす方向で、自然なスタイリングができるようになればいいですよね」
――分かりました、ありがとうございました
雨の日が多くなることを恐れるあまり、一瞬、取り乱してしまいましたが、「そのままでいいのだ」と言われたような気がして心が救われました。毎日のスタイリングはそれなりに大変ですが、これからもがんばって自分のクセ毛と仲良くしていこうと思います。
(根岸達朗/プレスラボ)
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