【雑学キング!】東京じゃないのに東京と名乗る施設の謎を徹底調査!
東京都内にないのに「東京○○」と名の付く施設。浦安(千葉)の某テーマパークの例を持ち出すまでもなく各地に「東京」の名を冠した施設は数多い。けれども、どことなく不条理な気がするそんな「東京」。今回は、全国各地にある「東京」たちの、名前の由来を聞きました。
■東京ドイツ村(千葉県)
新東京国際空港(現成田国際空港)など、圧倒的に「東京」と名の付く施設が多い千葉県。そんな千葉県にある「東京ドイツ村」は、房総半島のちょうど中央、千葉県袖ケ浦市にあるテーマパークです。しかし、東京じゃない。東京じゃないのに房総半島で「東京」を名乗ってしまって大丈夫なんでしょうか?ちょっと話を聞いてみました。
「やっぱり千葉県なのに『東京』とつけるのはおかしいと言われることはあります。何で『千葉』なのに東京なの?とか東京に隣接していないのでは?などお客様から聞かれることも多いんです」(東京ドイツ村副支配人)
名前がもたらす苦労は絶えない様子。じゃあどうして「東京」を付けたんですか?
「すでに群馬県に別のドイツ村があり、『ドイツ村』で商標登録できなかったんです。『東京』という地名は、国際的なイメージも強く、ドイツの国名を使用させていただく施設としてはとてもインパクトがあり、お客さまにとっても一度聞けば忘れられない施設名のようです」