【エンタメCOBS】上京組に聞く 「やっぱり故郷が一番!」と思う瞬間
上京された皆さん、実家に帰ったときに「やっぱり故郷が一番!」と思う瞬間はありますか?新潟県出身の筆者は、新幹線を降りて、地元の新鮮な空気を吸い込んだときや、かえるの鳴き声が聞こえる居間で、おばあちゃんが作ったトマトをかじるときにつくづく「地元って最高だ。ハレルヤ!」と思います。
そこで、上京経験のある男女に「故郷が一番!」と思う瞬間について聞いてみました。
調査期間:2010/5/24~2010/5/27
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 155件(ウェブログイン式)
■故郷の良さにあらためて気づいたとき
「故郷に戻ったときに富士山が見えるとうれしかった」(静岡県/男性/20代前半)
「やっぱり祭のときですかね。血が騒ぎます」(静岡県/男性/30代前半)
「夏の抜けるような空の下をドライブしたとき」(北海道/男性/20代後半)
一度故郷を離れたからこそ、気付いた「良さ」ってありますよね。上京するまでは自然も美味しいお水も当たり前のようにあったけれど……。
■やはり食べ物の魅力は大きい
「みそ煮込みを食べるとき」(愛知県/男性/20代後半)
「おばあちゃんが作った広島風のお好み焼きを食べたとき」(広島県/男性/20代後半)
「ラーメンやゴマさばなどの料理を食べたとき」(福岡県/男性/20代前半)
「富山のラーメンが一番うまい!と実感したとき」(富山県/男性/20代前半)
なかには「10年ぶりに帰省したとき、昔学校帰りによく寄っていた駅構内の立ち食いそばを食べて号泣した」(佐賀県/男性/30代前半)なんて人も。
■コミュニケーションの違いを実感したとき
「お店の店員でもボケたら突っ込んでくれる関西文化が一番」(大阪府/男性/30代前半)
「方言同士だと、気持ちが伝わりやすい気がする」(青森県/女性/20代前半)
「地元は町内会の付き合いがあり、声掛けが盛ん。
温かい世界に帰る気がする」(神奈川県/男性/30代前半)
「東京は冷たい」なんてよく聞きますが、冷たいと感じるほど、余計に地元が恋しくなる気持ちもあるのかもしれません。
■ちょっとしんみり……
「東京の通勤ラッシュや帰宅ラッシュの電車に乗ったときや、飲み会が終わった夜の渋谷や新宿の人通りを歩いているとき。地元のゆったりとした時間の流れが懐かしくなっていまいます」(富山県/男性/20代後半)
「川のせせらぎを聞きながら田植えの風景を見ていて、心の疲れが抜けていくとき」(栃木県/女性/20代後半)
「夏、田んぼのそばに車をとめて、ライトをチカチカ点滅させると蛍が出てくる。あの光景を見るたび、胸がいっぱいになります」(新潟県/女性/20代前半)
情景が目に浮かびます。うう、泣けますね。お母さんに会いたくなってきました。
やや気になったのは「あまり地元が好きではない」という意見が複数あったこと。地元より東京の方が好きという人もなかにはたくさんいるようです。
筆者はこれまで地元愛は普遍的なものだと思っていましたが、土地と人にも相性があるようですね。
(栗林弥恵/プレスラボ)
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