【雑学キング!】世界初の3D対応のオールインワンテレビって、何がすごいの?
石川遼選手のCMでおなじみのパナソニックが、「世界初3D対応のオールインワンプラズマテレビ」の発売を発表しました。なんとなくすごそうな気もするのですが、何がすごいんでしょうか?
すごいその1~通常の2D映像を擬似的に3D表示できる
500GBのHDDに加え、最先端の映像圧縮規格MPEG-4 MVCにより製作されたブルーレイ3Dディスクの、再生対応BDドライブを内蔵した一体型なので、これ1台で簡単にフルハイビジョン3Dを楽しめるそうです。
それだけでもすごいですが、さらにすごいのは「3D変換機能」を使って、2D映像を簡単に3Dに変換してくれる点。
具体的には、画面全体の情報を1画素単位でピックアップし、まず映像のシーンに適した奥行き感を設定した後、明るさや色などの映像情報をもとに、それぞれ細やかに奥行き情報を生成することで、通常の2D映像を擬似的に3D表示させるそうです。
これはぜひ体験したいものです。
※ちなみに、このテレビに同梱される3Dグラスをかけないと3Dで見られません。
すごいその2~逆転の発想で、2重像をなくしクリアな映像に
プラズマテレビは、一般的に「暗→明」の順序で発光させ映像を表示させているため、2重像の要因となる残光は明るい発光の方に依存するらしいです。
これを徹底的に抑えるため、発光する順序を「明→暗」の逆にすることで、キレのよいクリアな映像を表示することが可能になったそうです。
とにかく、映像がめちゃくちゃきれいです。よりくわしく知りたい場合はこちらをどうぞ。
すごいその3~解像度の低い映像でも、精細感の高い映像に
プラズマディスプレイは、高い動画解像度を有し、動きの早いシーンでも細部までくっきりクリアな映像表現が特徴的ですが、今回発売する3Dテレビは、この高い動画解像度特性をさらに活かし、表示コンテンツの解像度に適応して自動で高解像度化するアルゴリズムを新たに搭載しています。
つまり、低解像度のコンテンツを、ハイビジョンに迫る精細感の高い映像で見られるので、あんなことやこんなこと……などなど幅広い活用ができそうですよね。
ほかにも、臨場感ある「バーチャル3Dサラウンドシステム」や、自動で節電してくれる「エコナビ」、skypeが使える「テレビでネット」機能が盛りだくさんのテレビになっています。ちなみに、今後CMキャラクターとして石川遼選手に加えて、滝川クリステルさんが登場するそうです。
このテレビが1台部屋にあれば、新たなテレビライフが送れそうな気がします。
(COBS ONLINE編集部)
【関連リンク】
【コラム】テレビを持たない人に聞く!テレビのない暮らしってどう?
【コラム】決定!20代世代が最も印象に残っているTVドラマは?
【コラム】草野仁の筋肉の驚くべきヒミツとは!?~都市伝説芸能界編~