【雑学キング!】"森ガール"のひそかな生息地。東京の"谷根千"ってどんな街!?
すっかり定着した「森ガール」。「森にいそうな」と言われる外見の彼女たちが好んで訪れる街が、東京で言えば、「吉祥寺」、「下北沢」そして「谷根千」(やねせん)。
この「谷根千」、名前は何となく聞いたことあるけど……まったくイメージできないという人も多いのではないだろうか?「谷中」、「根津」、「千駄木」の頭文字を取って、「谷根千」と呼ばれるこの一帯には、古くからの路地や、落ち着いた寺町の雰囲気、そして下町情緒が残っているらしい。そんな谷根千界隈の魅力を、谷根千情報を多数掲載する「上野経済新聞」の記者であり、自身も千駄木に住む田村さんに聞きました。
「下町というカテゴリでは浅草がありますが、浅草のように観光地化された感じとは異なり、ナチュラルなところが谷根千の魅力なんです」
――一言で言うと谷根千ってどういう街なんでしょうか?
「昔のいいものを守るというDNAが生きている街ですね。お店を見ていても、あまりもうけようという気持ちもない(笑)。経済性よりもほかのものを優先しようとしているお店が多いです」
――そんな田村さんが知る、森ガール的なオススメのお店は?
「雑貨屋では『プフレーゲライヒト』の文房具や、店舗面積が2畳半しかない陶器やアクセサリーを扱う『森商店』、昔ながらの日用品を取り扱う『松野屋』なんかがオススメです。