【突撃!COBS】早朝から海鮮丼! "築地出社"をしてみた
「もし東京で社会人になったら、早朝の築地で朝ごはんを食べて、会社へ出勤してみたい」。これは、私が学生のころに抱いていた夢の一つです。にぎわう市場の朝や、働くおじさんの活気を感じながら、「今日も頑張ろう」と丼をかきこむ。そんな夢の"築地出社"を実現させるべく、早朝の築地へ行ってきました。
その前に、話を少し戻して前夜のこと。お酒の飲めない筆者はおとなしく家で寝ることに。ところがわくわくしすぎて眠ることができず……(遠足前の小学生状態)。結局、徹夜明け状態で、朝6時に築地へ到着。
心なしか、地下鉄の築地駅を出た瞬間、生ぐさいにおいが鼻をかすめます。う、うえっ(これ、二日酔いの人にはかえってつらいかも?)。
築地市場は「場内市場」と「場外市場」に分かれます。場外市場では魚だけでなく、野菜や食器などあらゆるものが売られていました。仕入れた魚の取引=セリが行われるのは「場内市場」。大量のまつたけをチラ見しつつ、すでにセリを終えた場内市場に向かうことにします。
途中、八方から続々と押し寄せる車や自転車に翻弄(ほんろう)され、なかなか前に進めません。以前TV番組で見た東南アジアの道路風景をほうふつとさせる、カオスな交通状態。