【コブスくんのモテ男道!】恋する男子必見!! モテるための心理学とは?
モテたい……とにかくモテたい。
モテるための努力はした。髪型もばっちりだし、服も新調した。流行の音楽も映画もチェックしている。手相も勉強したし、口臭予防も万全で、常にシトラスミントの香りが漂っている。しかし……なぜかモテない。そんなアナタ。何が足りないのかと言えば、ずばり女性心理への理解ではないだろうか。
というわけで、今回はモテるための心理学を、大学院で心理学を研究するIさん(女性)に伺った!男子諸君よ、まだ夏は終わっていない!!
「まず恋愛心理学として一番有名なのが『つり橋効果』ですね」
おお、それなら聞いたことがある!つり橋を渡ると恋が芽生えるっていうナイスな法則ですよね。確かに今まで一回もつり橋を渡ったことがありません。モテないのはそれが原因なんでしょうか?
「いいえ、もちろんつり橋に限定した話ではありません。これは人間の意思決定の心理実験なんです。人は『悲しいから泣く』のではなく『泣くから悲しい』んですね。手に汗を握ったり、涙が出たりという身体的な反応によって感情は動きます。一緒にドキドキする経験が、恋愛のドキドキと似た身体反応を引き起こし、『好きかも……』という感情を引き起こすんです」
なるほど、一緒にドキドキを味わえ!ということですね。しかし、ドキドキを味わうデートに誘い出せないような関係の場合、どうやったらそこまでこぎ着けられるんでしょうか?
「『単純接触効果』という法則があります。
接する回数が上がるだけで、相手に対する好意は上がるという法則です。だから、職場や学校で顔を合わせるというだけで、相手の好意は上昇するんです」
じゃあ、いつもそばにいてあげることが重要なんですね。
「けれども、嫌いなものに関しては接触が増えれば増えるほど嫌いになるという結果もありますから気を付けてください」
そんな~。どうにかして気になるベイビーを振り向かすことはできないんでしょうか……。
「人間は自ら選んだものに対して、評価が高くなる傾向にあります。たとえば女性にとって同じ60点くらいの好意度を持つA君とB君がいるとします。『付き合うとしたらどっち』というように、この二人のうち、どちらかを女性に選んでもらうと、選ばれた男性の好意度がグンと上昇するんです」
つまり、ちょっと強引にでも自分を選ばせる質問をしたら好意度上昇!ってことですね。俄然やる気が湧いてきました。
ところでIさんは、研究室では合コンマスターとして有名だそうですが、やっぱり出会いの場といえば合コンなんでしょうか?僕は期待を持って合コンに臨んでいいんでしょうか?
「『アンカリング』と呼ばれる心理作用があります。これは別名『合コン幹事MAXの法則』と呼ばれるものです」
そ、それは気になる。いったい何なんですか!?
「合コンで幹事を務める場合、自分よりもカッコいい人を連れて行ってはいけないんです。人間の感覚は相対的なものなので、カッコいい人と普通の人を並べた場合、普通の人の評価は下がってしまいます。経験上、女子の幹事は合コンで絶対に自分よりもカワイイ子を連れてこないです」
モテるためには外見、内面だけでなく、心理学からもアプローチしよう。女性心理をがっちりキャッチすれば、縁結びの神様にお願いしなくても、モテるネックレスを使用しなくても、激モテ必至……かもしれない。
(萩原雄太/かもめマシーン×プレスラボ)
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