【COBCOB世論調査】「ある時間しかお湯が出ない」……住んで気づいたお部屋の欠点
引っ越して新生活を始めたい!そんなとき、まず最初に考えるのは部屋探し。快適な生活を送るには「快適な部屋」のゲットが必要不可欠ですよね。しかし、入念に下見したつもりがいざ住んでみたらイメージと違った……という経験を持つ人は少なくないでしょう。そこで今回は「住んでから気付いたわが家のヘンな所」をアンケートで募集。皆さんの部屋探しにおける苦労を聞いてみました。
調査期間:2010/8/3~2010/8/10
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 532件(ウェブログイン式)
■住んでから1カ月で雨漏り(29歳/女性)
なんとも悲惨です……。雨漏りする家なんてめったにないと思っていたのですが、今回のアンケートでは5人が雨漏り経験ありとのこと。油断はできないようです。
ただ、下見のときに見極めるのは至難の業。「屋根のチェックさせてください」なんて言えませんからね。
■取り付けミスによりクーラーから大量の水。フローリングを全面張り替えた(30歳/女性)
同じく水関係ですが、これもひどいですね。せっかく家具をすべて配置し、引っ越し作業を終えたと思ったらまさかのハプニング。全面張り替えということは、よっぽど勢いよく水が出たのでしょう。こんな体験をしたら、クーラーをつけるのが怖くなりそうです。
■湿気がたまりやすく、家具にカビが生えた(24歳/女性)
水の次はカビ。
回答者によると「カビだけでなく嫌なにおいも発生。体調が悪くなるくらいだったのですぐに引っ越した」とのこと。カビが生えたという回答者はさすがに一人だけでしたが、湿気に苦い思い出のあった人は23名。かなり気を配るべき項目でしょう。下見の際には、風通しや日当たりのチェックも入念に行った方が良さそうです。
■時間帯によってお風呂のお湯が出ない(25歳/女性)
なんという厳しい管理体制。まるで寮のようです。その日どうしてもお風呂に入りたいときは、たとえ恋人とデートしていても「ごめん、もうすぐお湯出なくなっちゃうから帰るね」と言うのでしょうか。
お風呂に自分のスケジュールを左右されるのはつらいですね。
■目の前の道路が暴走族のお気に入りスポット(22歳/女性)
なんたる不運……。昼間の下見では気付きようがないですね。騒音関係の回答は多く寄せられましたが、「隣人」や「電車の音」、「雨音」など原因はさまざま。だからこそ下見では気づかず、住んでから悩むことになるのでしょう。
■備え付けの冷蔵庫に「使うな」の張り紙(24歳/女性)
使いませんから、どけてください……。使わない冷蔵庫は邪魔なだけです。「備え付け」でメリットだったはずが、完全なデメリットに。
もし撤去できないなら、上に載せるだけの食器棚として使うしかありません。
■クロゼットに前の住人の忘れもの(29歳/女性)
特に欠陥ではないのですが、なんとなく不気味です。新しい部屋に引っ越すとき、前の住人の面影はあまり感じたくないものですよね。
このような皆さんから寄せられたさまざまな意見を見ていると、部屋選びの難しさをしみじみと感じてしまいました。
ところで僕は少し心温まるエピソードが。真冬に引っ越した部屋のエアコンが壊れていて、大家さんに言うと「急いで交換します」とのこと。とはいえ2~3日はエアコンなしで暮らさなければなりません。すると次の日、大家さんから小包が届きました。
開けてみると、中には20個以上ものホッカイロ。同封されていた手紙には直筆でひとこと。
「これでなんとか寒さをしのいでください」
その夜、ホッカイロ以上に優しさが僕を温めてくれたことは言うまでもありません。
(J.B.河合+プレスラボ)
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