【COBCOB世論調査】アナタがこれまでなくしたもので、もっとも高額だったものは？

ここ1年間で3回もケータイをなくしました(水没も含む)。ケータイ保険に入っていたので、合計の損失額は3万円程度におさまったものの、戻らない連絡先は、まさにプライスレス……。

冒頭からしめっぽくなってしまいましたが、今回は「これまでの人生で、なくしたものの最高額を教えてください」というアンケートをとってみました。

調査期間：2010/8/3～2010/8/10
アンケート対象：COBS ONLINE会員
有効回答数 532件(ウェブログイン式)


まずはパーセンテージの分布をどうぞ。

10万円以上……3.0％
5万円以上～10万円未満……4.3％
1万円以上～5万円未満……26.1％
1,000円以上～1万円未満……21.0％
1,000円未満……3.7％
0円、もしくはナシ……41.7％

えっ、半数近くの人が物をなくした経験がないの!?としょっぱなから焦りました……。でも、詳細をみると、「金額は0円だけど、大切な形見だった」という涙なしに語れないエピソードも潜んでいました。

では、今回のアンケートにおいての最高額は……!?

「指輪をなくした」という28歳の女性。なんと、その指輪の額は250万円!!!!
「死んでしまいそうなくらいショックだった」のコメントに、重みを感じました。

続いて金額別に、なくしたときのエピソードも盛り込んでご紹介します。

■10万円以上

「18万円の指輪をなくしました。ボーリングをしたときにはずして手を洗って、かばんに入れたはずが、いつのまにかなくしてしまったよう。はずさずに手を洗えばよかった……」(26歳／女性)

手を洗うことがトラウマになりそうです……。

■5万円～10万円未満

「5万円する、バーバリー製のめがねをなくしました。あまり行かない繁華街で落としたため、見えない視界の中でうろうろとさまよいました」(27歳／女性)

「めがね、めがね……」と探していたら、頭にかけていた！という古典的なオチはなかったようです。

■1万円～5万円未満

「4万円するグッチの時計をなくしました。試着室で試着しているとき、時計が邪魔に思えて、はずしてしまって……。バッグに入れたつもりが入っていなくて、急いで戻り店員さんに聞いても見つかりませんでした。その後、身に着ける物で高額な買い物をしなくなりました」(23歳／女性)

うわぁぁ～後悔は先に立ちませんね。これから先の人生において、高価な買い物をしないと考えると、トータルで安くつくのでは……と言っても、なぐさめにはならなそうです。

■1,000円～1万円

「5,000円分をチャージしたSuicaをなくして(無記名だったので返金不可能だった)、チャージは1,000円まで！と、固く誓いました。」(30歳／女性)

「宵越しの金は持たない主義でぃ！」が江戸っ子なら、「行く場所以上のチャージはしない主義でぃ！」というのが、現代っ子の主張かもしれません。

■1,000円以下

「小学生のころ、夏祭りに着る浴衣に合わせて、500円の髪飾りを買ってもらいました。それを付けて意気揚々と出かけるも、数分後に紛失。すでに夜だったことと人ごみのせいで探すこともままならない状態。あの日のことを思い出すと、いまだに切なくなります」(20歳／女性)

1,000円以下ともなると幼少期のかわいらしいエピソードが多かったのですが、思い出の観点からいくと、値段では語れないのです……

■0円

「祖母の形見のネックレスをなくし、ものすごく悲しかったです。母が仕方ないと慰めてくれました」(23歳／女性)

プライスレスとはまさにこのこと。「形あるものはいずれなくなるものだ」と言われても、お金を出しても手に入らないものをなくしたときのショックといったら計り知れません。

さて、なんだか人ごとではない気持ちに包まれたところで、今回のアンケートの被害総額を計算してみましょう。

な、なんと……930万3997円!!日本のどこかなら、マイホームが買える……かも!?

もちろん落とさないように気をつけなければならないのはもちろんのことですが、ぜひとも拾った皆さまは、お近くの交番までお届けください……。

(栗本千尋+プレスラボ)

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