【エンタメCOBS】幼稚園から大学時代まで……今までで一番戻りたい時代はいつ?
「このころが一番楽しかったなあ……」と、実家の押入れからアルバムを引っ張りだして、しみじみと思い出に浸るとき。もう戻れることはないからこそ、こう、胸をきゅっと締め付けられるような切なさを感じたりしますよね。アルバムの中で笑う、コラーゲンたっぷりな美肌の自分には戻れないわけで……。
もし今戻れるのなら、どの時代に戻りたいですか?アンケートをとってみました。
調査期間:2010/8/3~2010/8/10
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 532件(ウェブログイン式)
■5位幼稚園・保育園時代……8%
「宿題もなく、大きな悩みもなく、本能で生きていられたので」(25歳/女性)
「お昼寝し放題だから」(26歳/男性)
一番多かった意見は「はじめからすべてやり直したいから」(24歳/男性)。幼稚園・保育園時代の心地よさに戻りたいのではなく、人生をリセットしたい人の票が集まりました。「年長さんのとき、友達を泣かせたのに謝れなかった。謝りたい」(24歳/女性)なんて長い後悔を抱えている人も。
この時代の記憶はうっすらしたものかと思うのですが、しっかり覚えてる人もいるのですね。
■4位小学校時代……13%
「足が速く、字もうまかった」(24歳/男性)
「もっとたくさん遊んで、勉強しておけば、大人になってから頭がやわらかな人間になれると思うから」(23歳/女性)
「小学生のころは最強だったから。何にも怖くなかった」(23歳/女性)
男性陣から「あのころはモテてた」(27歳/男性)と、哀愁漂う意見がチラホラ見られました。小学生のころは、足が速いとか、ちょっと目立つだけでモテたりするんですよね。そういうタイプの人ほど、中学生になったとたん「友達としか見られないの」なんて言われてしまうもの。思いのまま生きても、周りが受け入れてくれるいい時代だったのかもしれません。
■3位中学校時代……18%
「当時、失敗した初恋を成就させたい」(29歳/男性)
「サッカーをしっかりやってレギュラー取りたいです」(23歳/男性)
「今までで一番本気になって毎日悩み生きていたときだと思うから」(23歳/女性)
「当時いじめられていたが、今思うと自分の性格にも原因があった。今の自分であの時代をやり直したい」(25歳/女性)
初恋、片思い、初めて付き合った人……恋の思い出が目立ち始める「中学時代」。
部活にも勉強にも全力投球だった人が多く、「悩むことも笑うことも一生懸命やっていた」(26歳/男性)というすがすがしい声も見られました。汗と涙と甘酸っぱい香りが漂ってきそうなこの時代。青春の思い出はつい浸りたくなってしまいますね。はぁ。
■2位大学、専門学校時代……25%
「学生時代、恋人と一緒に暮らしたのが一番楽しかった。社会人になってからは一緒に暮らしてもケンカばかり」(32歳/女性)
「遊びほうけているとあとで後悔することを知った。留年しないようやり直したい」(32歳/男性)
「旅行に行きまくった!留学にも行けて、かなり充実していたから」(28歳/女性)
「『そういうの苦手』なんて言わず、もっと合コンに行っておくんだった」(24歳/女性)
学生時代の中でも、比較的時間の自由度が高い「大学生、専門学校生」時代。「毎日だらだら過ごしてた。
もっと充実させるべきだった」(29歳/男性)という無気力派と、「資格取得もバイトもがんばり過ぎてた。もう少し手を抜いても十分なくらい」(28歳/女性)という充実派の二つの意見が多く、留学をしたくてできなかった人の後悔の声も目立ちました。
■1位高校時代……28%
「自分の人生史上で、一番時間が過ぎるのを短く感じたから」(28歳/男性)
「ぶっちゃけ最上級のモテ期だった……」(25歳/女性)
「もっと流されずに生きたかった」(26歳/男性)
「青春の高校野球をもう一度味わいたい」(27歳/男性)
「女芸人のようなキャラだったので、女の子的な要素をもう少し取り入れたキャラでやり直したい」(24歳/女性)
実は勉強にまつわる声がもっとも多かった「高校時代」。特に受験に対する後悔の念は強いようで、「もっと勉強して国立大を狙えばよかった」(24歳/女性)という声から「あんなに勉強漬けにならずとも、もっと遊んでおけばよかった」(23歳/女性)なんて声までさまざま。「一番楽しいのは1年生だけ」(28歳/男性)と、あくまで受験以外に時期を限定する人も。
「今が一番楽しい」と答えた人は8%でした。「過去に戻りたい」と思うとき、「楽しかったから戻りたい人」と、「心残りがあるからやり直したい人」の2パターンがあるようです。どの時代にも共通していたのは「もっと勉強しておくんだった」(23歳/男性)、「告白しておけばよかった」(28歳/女性)と悔いる声。
特に恋愛系については、「告白するんじゃなかった」という声は一つも見られず。つまり、後悔せずに人生を謳歌(おうか)するポイントは「日々勉強をがんばり、好きな人に愛を伝えること」と言えそうですね(笑)。
(栗林弥恵/プレスラボ)
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