【突撃!COBS】副業生活も夢じゃないかも!? ~翻訳スクール潜入記~
ユニクロや楽天の社内言語の英語化といったニュースは記憶に新しいですよね。世の中的に、高まりつつある英語化、英語熱の波。そんな中、翻訳スクールの人気もジワジワと高まっているそうです。ところで、そもそも翻訳って具体的に何をするんでしょうか。
ということで、巷で噂の翻訳スクール「フェロー・アカデミー」で、体験授業を受けてきました。
●事前課題を英訳、和訳しつつ授業は進む
フェロー・アカデミーでは、入門/初級、中級、上級(ゼミ)といった具合にクラスが分かれており、今回体験したクラスは、中級の実務翻訳コース「ビジネス文書(契約・一般)」。
このクラスでは、レターや契約書といった、ビジネス系文書の翻訳の方法を学びます。授業スタイルは、事前に配布された課題を、生徒が発表し、先生が解説するといった感じです。
ちなみに、受講する生徒の方は、8割女性、2割男性と女性が多いです。学生風の人もいれば、20代のサラリーマン、実務をこなしていそうな30歳代後半のキャリア風美女もいらっしゃいました。
●「believe」は信じる……ではない!?日本人の勘違いも合わせて教えてくれる
授業がスタート。講師の森本先生は、直球の説明だけではなく、日本人が勘違いするポイントも合わせて教えてくれます。
たとえば、「“believe”を“信じる”と訳していると思いますが、ビジネス文書では“~考える”、“~と思う”程度でbelieveを使っていいんです」とか「wrapとpack、同じ感覚で使ってしまうけど、荷物を包装するという場合はpackの方がいいわね」など。
生きた英訳・和訳術がポンポンと先生の口から飛び出すたびに、「なるほど!」と感心してしまいました。
●一石二鳥のビジネス知識も合わせて教えてくれる
今回の課題は海外から航路でPC機器を受発注という設定だったため、契約、貿易、保険関係の単語も出てきましたが、英語の説明だけではなく、「債権は契約上の権利……」、「CIF保険っていうのは、他人のためにかけるかたちになる特殊な保険で……」など、ビジネス知識も合わせて教えてもらえました。
先生曰く「ビジネス翻訳っていうのは、知識も知らないと訳すことができないから、合わせて教えるようにしています」とのこと。
自分で勉強するのも必要だけど、翻訳もビジネス知識も教えてくれるって、一石二鳥ですよね。
●結局、ビジネス英語は副業としていけるのか?
授業も終了し、先生への質問タイムがあったので、いろいろと質問をしてみました。
――先生、授業ありがとうございました。ところで、英語が苦手な人でも翻訳で稼げるようになりますかね?
「大丈夫と言いたいところですが、高校卒業程度の基礎英語力は必要ですね。ただ、今回の授業「ビジネス文書」は、センスや表現力が大事なミステリーや映画字幕の翻訳よりも、フォーマッタブルなので、努力次第で誰でも稼げるようになります」
――なるほど。あと、翻訳の需要ってどのくらいあるものなんでしょうか?
「結論を言うと、今後ビジネスで使う翻訳需要は増えると思いますね。海外とのやり取りも年々増えてるし、企業の海外進出も増えてますし」
――最後に、翻訳を身に付けるメリットをお願いします。
「英語といえば、英会話がクローズアップされていますが、ビジネスシーンにおいては、正確な文法で文書が書けないとダメなんです。
契約書や交渉の場でブロークンな言葉を喋っていたら、ちょっと引きますよね?それと同じです。あと、翻訳は英訳と和訳の両方のニーズがありますので、チャンスは2倍。身に付けていて損はないですね」
――ありがとうございました。
副業というよりも、まずはスキルアップや、結婚・出産後の女性のキャリアという意味で「翻訳」という能力を身に付けるのも悪くないというのが正直な感想です。ちなみに、「フェロー・アカデミー」では、会員制の翻訳者ネットワークも併設されていて、仕事に役立つ情報も入手できるそうです。
センスというよりも努力が実を結ぶ「実務翻訳」。大学受験をコツコツ頑張った人、高卒程度の英語には自信がある人、英語力を身に付けたいけどおトクなのがいいという人など、門戸は広そうです。
あと、6カ月~1年コースのほか、短期集中講座もあるので、お試しで受講してみるのもよいかもしれません。
(藤本優子/エフスタイル)
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