【エンタメCOBS】この冬オススメ! ネットで人気のピェンロー鍋とは!?
12月に入り、いよいよ寒さも本格化。こんな季節にはやはり体の温まるおいしい鍋が食べたくなるものです。鍋の具材にもいろいろありますが、冬にうまい物の代表格として上げられるのが、「白菜」ではないでしょうか。
この季節の白菜は甘味がグンと増していて実にうまい!十分煮込んで、クタクタとろとろに柔らかくなった白菜を、栄養たっぷりの煮汁と一緒に食べるのはほんとに最高ですよね。
そんな冬の主役・白菜を、一段とおいしく食べられる「ピェンロー鍋」というお鍋をご存じでしょうか?今回はそいつを紹介しちゃいます!
「ピェンロー鍋」は、最近はネットでも話題の鍋料理なんですが、元は作家の妹尾河童さんが「河童のスケッチブック」(文春文庫)で紹介したのをきっかけに広まったそうです。
細かい作業もいらず、誰でも簡単に作れて、しかも美味。白菜のうまみをたっぷりと楽しみたい方にオススメのお鍋です。早速作ってみましょう!
【材料(5人分)】
白菜 1株、干しシイタケ 50g、豚バラ肉500g、鶏もも肉 500g、春雨 1袋、ゴマ油、粗塩、一味唐辛子
1.干しシイタケを水でもどしておく
このときシイタケのダシが出ますので、あとで具材を煮るときにはこれも使いましょう。
一晩たっぷりつけておくとスープがさらにおいしくなりますが、時間がなければ30分ほどつけておくだけでOKです。
2.白菜をざく切りにして、芯(しん)の部分と葉の部分を分けておく
堅い芯の部分と、柔らかい葉の部分では、火の通り方が違うため分けます。白菜は煮込むとだいぶカサが減りますので、鍋からはみ出すぐらい入れちゃっても大丈夫!
3.豚肉・鶏肉は一口大に。春雨は水で戻して適当な長さにカット
適当に食べやすくします。ここまでで下準備は終了です。
4.鍋に白菜の芯の部分を投入し、水を張る(シイタケの戻し汁も一緒に)
あとは基本的に具材をぶち込んでコトコト煮込むだけです。
5.沸騰してきたら中火にして豚肉・鶏肉・シイタケを入れ、鍋にゴマ油を回し入れる
ピェンローは「ゴマ油と白菜を楽しむ鍋」ですが、ゴマ油の量はあとから調節できますので、カロリーの気になる方はこの段階では少なめにしておいても大丈夫です。
6.白菜と肉に火が通ったら葉の部分を入れ、白菜がクタクタになるまで煮込みまくる
あとはとにかく煮込むだけ。
スープが蒸発しないように鍋のふたは閉め、吹きこぼれないように火は弱めにしましょう。煮込めば煮込むほどおいしいですが、目安としては40~50分ほどでしょうか。
7.最後に春雨をくわえて完成!
これでピェンロー鍋が出来上がりました。この段階では鍋の味付けをしていませんが、ピェンロー鍋のポイントは「取り皿の中で自分で味付けをする」ということ。
鍋のスープに塩やゴマ油、一味唐辛子を加えながら、自分がちょうどいいと思う味に調節して、そこへ具材をつけて食べましょう。もちろんお好みでポン酢やゆずコショウなどを加えてもOK!
香ばしいゴマ油の香りに包まれてハフハフ言いながらクタクタの白菜、ホロホロの鶏肉に舌鼓を打ちましょう。それまでがやがや話していたのに、鍋がきた途端、黙りこくって夢中になってしまうほどのうまさです!
そしてこの鍋を堪能したあとに、ご飯と卵を入れて作るおじやがまた格別。このとき、冷蔵庫で冷やしておいた「べったら漬け」と一緒に食べるのが、妹尾さんオススメの食べ方です。
僕もやっていますが、この食べ方は相性ぴったりでバツグンにうまいですよ!
この冬、シンプルながら白菜のうまみが存分に楽しめる「ピェンロー鍋」が、また多くの人をとりこにすることでしょう。僕の場合、あまりの簡単さに、週2ぐらいでやってしまうこともあります。今日も帰ったらやるぞー!
皆さんもぜひ一度お試しくださいね。
(原宿/オモコロ)
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