【エンタメCOBS】「広末涼子のテレカ」や「クギ」!?　私だけのお守りとは？

運は天に任せますか？それとも自分で引き寄せようとしますか？後者の皆さんは、バッグや内ポケットに意中の人の写真を忍ばせてたり、横断歩道は白い線の上を歩いたり何らかのジンクスを持っていませんか？そんな自分だけの秘密のお守りや必ず実行するゲン担ぎ。今回は、人に秘密にしているお守りやゲン担ぎがある人達にお話を聞いてみました。



■「ウディ・アレンのサイン」(29歳／男性)

「映像の制作会社で働きながら、休日を使って映画を撮り続けています。学生時代にニューヨークへ遊びに行ったとき、とあるホテルで映画監督のウディ・アレンから手帳にサインをもらいました。ずっとファンだったので大感激でした。映画の撮影のときは、必ずカメラバックの内ポケットに手帳を入れてあります」

尊敬する人物からもらったモノは、同じ道を志す上ではこの上ないお守りかもしれませんね。小学生のころ、無性にプロ野球選手のサイン入りボールが欲しくなったのもそのせいかも。

■「香水」(27歳／女性)

「国内線のキャビンアテンダントをしています。この仕事を始めたときから、フライトの前に必ず付けるようにした香水があります。無事にフライトできますように、という願掛けの意味も込めて使用しています」

モノではなく「におい」というお守り。女性には「勝負下着」ならぬ「勝負香水」を持つ人もいるようですね。

■「水晶玉」(26歳／男性)

「野球部時代の友人の話ですが、お尻のポケットに水晶玉を入れている人がいました。それが結構大きなサイズの水晶玉だったこともあり、部員一同、彼がスライディングをするときに『痛くないのかな』と心配していました。監督にバレて怒られていましたが、それでもポケットに入れ続けていました」

結果が運に左右されることも多いスポーツ選手は、お守りやゲン担ぎが多いと聞きます。あのイチロー選手も、家を出てから球場に着くまでもゲン担ぎのオンパレードだそうで、毎日カレーライスを食べていることも話題になりましたね。

■「毎年『北の国から』を見ています」(25歳／女性)

「北海道から東京に出て来て7年目。上京した1年目にレンタルビデオショップで借りた『北の国から』シリーズにハマりました。実は、北海道にいたころは一度も見たことがなかったのです。毎年、冬が来る前に必ず見直すようになりました。あのドラマを見ると、自分が北海道に守られているような感じがします」

なぜか何度も見てしまうドラマや映画ってありますよね。ストーリーもセリフもすべて覚えているはずなのに、なぜか見てしまうものです。

■「広末涼子のテレホンカード」(28歳／男性)

「広末涼子さんのテレホンカードを中学時代からずっと財布に入れています。財布を新調するたびに、そのカードを移し替えて来ました。つらいことがあると、眺めて元気をもらっています」

好きなアイドルのお守り。学生時代は透明の下敷きの中に雑誌の切り抜きを入れている人もいませんでしたか？

■「江戸時代のクギ」(24歳／男性)

「近所の公園で遊んでいたときに、地面の中から1本のクギが出て来ました。見たことがないような形のクギだったので、勝手に『江戸時代のクギだ』と思い込み、カバンに入れています。友達からは『ふつうのクギだ』とバカにされ続けていますが、僕は何かの力があると信じています」

公園から出てきたクギを、江戸時代のものと思い込むのは本人の自由ですよね。歴史のある古いモノをお守りとして持っている人もいるかもしれませんね。

■「お風呂の鏡を10回シャワーで洗い流します」(23歳／女性)

「人には説明しづらいゲン担ぎなのですが、中学生のころからお風呂の湯気で曇った鏡をお湯で10回洗い流すようにしています。どうしてそれがゲン担ぎになったのか、どうして10回なのか説明できないし、何のゲンを担いでいたのかも思い出せないのですが、止められません。このゲン担ぎルールは、旅行に行っても適用されるので、大浴場でも同じことをしてしまいます。友人たちにバレないようにやるので神経も使います。正直、大変です……」

ゲン担ぎのもともとの意味が分からなくなりながらも、止められなくなっている人もいるかもしれませんね。それでも、ゲン担ぎの行動を完遂しないと、逆にストレスがたまってしまうのも理解できます。止められないゲン担ぎは、無理のない範囲で続けてください。

皆さん、自分だけのさまざまなお守りやゲン担ぎがあるようです。人に迷惑をかけるものでさえなければ自由だと思いますが、その分、大切なお守りを失くしたり壊れてしまったりした場合の精神的ショックは大きいはず。あまり依存し過ぎないことも大切かもしれません。イチロー選手も、もうカレーライスは食べていないそうなので。

(フルタジュン／劇団フルタ丸×プレスラボ)

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