【コブスくんのモテ男道!】ピラティス式。プチパニックを癒やすための5つの方法
東北地方太平洋沖地震の発生時や余震時にプチパニック状態となり、その後も災害への心配や無力感による精神的不安を感じるという場合、どうのようにすればよいのでしょうか?
「精神的不安定、緊張を緩和するためには体からアプローチを」と提唱するピラティス指導者(※)でメンタルトレーナー・葉坂多壱貴(はさか・たいき)さんに、「不安定なココロを落ち着けるためのメソッド」をうかがいました。
※ピラティスとは、リハビリから生まれた生命力を高めるエクササイズ。医療の現場やアスリートの体幹強化、俳優のボディメイクなどさまざまな場面で支持されている。
■なぜプチパニック状態になるの?
--そもそもプチパニックとはどのような状態のことをいうのでしょうか。
葉坂先生「不安やイライラ感が積もる、もしくは大地震など想定外のトラブルに見舞われたときに起こる混乱した心理状態、行動のことをいいます。
ヒトには交感神経と副交感神経という二つの自律神経があり、さまざまな生活活動をするうえでは交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキの役割を果たしています。心身の状態をコントロールするには、この二つの神経のバランスが最重要なのです」