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【COBCOB世論調査】リクガメオーナーに聞く エキゾチックアニマルの魅力とは?

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生活の友として欠かせない存在となっている動物たち。読者の皆さんの中にも、動物を飼いたいと思っている人は多いのではないでしょうか。近年、注目を集めているのがヘビやトカゲ、カメなどのいわゆる「エキゾチックアニマル」。どこがかわいいの?飼うときにどんな苦労があるの?さまざまな疑問を、3年前より都内でロシアリクガメ(写真)を飼育する池田さん(仮名)に伺いました。

■あくびをする姿が可愛い!

「日本のカメとはちがって、水は必要ありません」というロシアリクガメ。そのかわいさについて池田さんは「あくびをしたり、たまにじっとこちらを見つめていたり、何気ないしぐさがかわいいんです」と話します。しかし、犬や猫とは違って、あまりだっこのしにくいリクガメ。「だからこそ、動物がこちらに意識を向けてくると、すぐそれに反応してあげたくなるんです」と、池田さんの楽しみ方は少々"ツンデレ"的です。


■病院代が大変……

初心者でも飼いやすいというロシアリクガメ。しかし、池田さんは「あくまでほかのは虫類に比較したら、というだけであり、決して一般的に飼いやすい生き物ではありません」と言います。ロシアリクガメは温度や湿度、紫外線など、生活する環境に対してとてもシビアな生き物。飼育には相応の気遣いが求められるということがその理由のようです。

また、リクガメなどのエキゾチックアニマルを飼育する場合、大変なのがその病院代。「リクガメの場合、エサ代はチンゲンサイを与えるだけなので、ほとんどかからないのですが、一度病気になると大変。一般の動物病院では見てくれないため、は虫類専門の病院に連れていかなければいけません。動物に負担はかけたくないのでタクシーを使うと家からの往復で8,000円の出費。
さらに治療費が数千円かかり、1回の治療で15,000円ほどの出費になってしまうこともあるんです」(池田さん)。

しかし、池田さんは金銭的な負担が大きくても、「どうしても愛さずにはいられない。カメの方は、おそらく私に対して愛情を感じてはいないはずですが……」と笑います。エキゾチックアニマルを飼えるか飼えないかは、そんな一方通行な愛情でも、自分が満足できるかといった点にかかってくるのかもしれません。

もちろん、はやりだからというだけで、安易に飼育するのはいけないこと。池田さんも「よく分からない動物だったので、何冊も専門書を購入して勉強してから飼育を始めた」そうです。また、池田さんは現在でも同じ動物を飼育している人とSNSなどで情報交換をすることも多いよう。エキゾチックアニマルともなれば、その飼育は一筋縄にはいかないということを、あらかじめ覚悟しておく必要はありそうです。


生半可な気持ちだけでは飼えないのがエキゾチックアニマル。普通のペットを飼育する以上に慎重に考えたいものですね。

(萩原雄太/かもめマシーン×プレスラボ)

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