【コブスくんのモテ男道!】心の安定のために、自律神経に働きかける骨盤エクササイズ
頭痛、動悸(どうき)、胸が苦しい、めまい、立ちくらみ、のぼせ、冷え、胃もたれ、便秘、不眠……。これらの言うに言えないつらい症状は、自律神経のバランスが崩れることによって起こると言われています。
そこで、「プチうつ改善や自律神経に働きかけるエクササイズ」を追求する元オリンピック・ショートトラックスピードスケートの選手の勅使川原郁恵さんにお話をうかがいます。
■心の安定は体の安定から。運動で心を鍛える
勅使川原さんは、こう説明します。
「心が不安定なときは体も不安定になっています。猫背になり、そのうえ左右のどちらかに体が傾いています。当然、けんこう骨も骨盤もずれていて、肩こりや腰痛が起こるのは無理もありません。
鏡の前で自然に立って自分の姿を眺めてください。顔の左右のバランスは整っていますか?唇の両端、両方の目じりの高さ、肩の高さは同じですか?少しでもずれていたら、骨盤のゆがみが原因で体全体がゆがんでいることが考えられます。
精神的・肉体的に負担がかかるような刺激や状況、つまりストレスに出会うと、自律神経が調整機能を失って体が不調を訴えるようになります。このとき、必ずと言っていいほど、骨盤のゆがみが密接に関係しています。