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【コブスくんのモテ男道!】狭い部屋を広く見せるテク、教えます

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「広い部屋に住みたい!」というあこがれ、いつかは実現させたいもの。でも、模様替えをするだけで気分が違ってくるように、ちょっとした工夫で部屋を広く感じさせることはできないのでしょうか。

インテリアブランド・IDEE(イデーhttp://www.idee.co.jp/)の企画営業部でインテリアアドバイザーとして活躍する中津和敬氏に、部屋を広く見せるためのコツを教えてもらいました。


■部屋を広く見せるコツは「空間をつくる」こと

まず、少しでも部屋を広く見せるためのコツについて、中津さんは、「空間をつくること」と言います。

「玄関、もしくは各部屋の入り口から、ベランダや窓がある部屋の奥までの動線上にスペースをつくることが最大のポイントです。入り口から部屋を見渡したときに、視線が家具やモノで遮られると狭く感じてしまいます。この動線上にはなるべくモノを置かずに、縦に一本の長く突き抜けるようなスペースをキープすると、広々とした空間に見せることができます」と中津さん。

なるほど。
でも狭い部屋では、空間をつくるための工夫が必要そうです。

■すっきり感を与える家具選び

「広く見せるためには、家具は壁際にまとめて配置しましょう。壁の一面を決めて、その壁に沿って本棚などのアイテムを配置することで部屋の中央にはスペースが生まれます。
あるいは、ハンガーラックやコートハンガーなどをつかって『見せる収納』にすることも一つの方法です」(中津さん)

「空間に圧迫感を与えない家具選びが重要になります。部屋を広く見せるためには、高さのそろった背の低い家具をオススメします。重心が高いと、視覚、感覚的に安定を感じませんし、また、家具の高さがバラバラであればごちゃごちゃした部屋だという印象を与えてしまうんです」(中津さん)

さらに、中津さんはこう続けます。

「目安としては、目線よりも低い家具が良いでしょう。約10畳の部屋の場合、腰の高さくらいまでの棚がすっきりして見えます。
このとき、カラーボックスやテレビキャビネットのような区切りのある棚を使うこともオススメです。

例えば本やCD、雑誌などのこまごまとしたモノを、一つの区切りの中でおさめると決めて収納します。その区切りの中であれば、たとえCDなどを積み重ねていても本人のこだわりが伝わる空間となります。低い棚の場合、棚の上に自分の好きなアイテムをそろえてディスプレイを楽しむこともできます」

部屋がすっきりと見えて、かつこだわりが伝わるという点は取り入れたいものです。

■部屋を広く見せる色、狭く見せる色

部屋を広く見せるためには、インテリアの色はどのように影響するのでしょうか。続けて中津さんにうかがいます。
「室内をパッと見たとき、色の面積が広いアイテムほど、部屋の印象に大きな影響を与えます。例えば、カーテンやベッドがそうですね。
視覚的、つまり色は大きなカギとなります。
部屋を広く見せるためには、面積が広いアイテムにはオフホワイト、ベージュ、パステル系などの明るい色を使いましょう。逆に、暗い色、黒みがかった色は基本的に圧迫感を与えます。

特に、床や柱まわりの色にそろえると統一感が出ます。例えば、床面がナチュラルな色合いであれば家具もナチュラル系でそろえるといいでしょう。もし、ナチュラル系が好きだけれど部屋の床はこげ茶だし……という場合は、家具をナチュラルな色でそろえて、床には大きめのラグマットやじゅうたんを敷いて明るく見せる、という方法を試してみてください。

あとは、単一色の部屋ではさみしい印象を与えるので、クッションなどカラーアクセントになるアイテムを一つ部屋に加えるといいですね。基本的に何色でもかまいません。
好みの色のアイテムで部屋のコーディネートを楽しんでください」

部屋に入ってパッと見渡したときの第一印象は記憶に残りやすいといいます。まずは部屋の入り口に立って、遮るものはないかをチェックしましょう。そして、これら部屋を広く見せるための知恵を活かし、快適な部屋づくりにトライしてみてはいかがでしょうか。

(岩田なつき/ユンブル)

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