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【コブスくんのモテ男道!】運悪くこんな人に髪を切られた。ハズレ美容師エピソード

マイナビニュース

お気に入りの美容院で、担当の美容師さんを決めている人も多いと思いますが、安心して髪型を任せられる「この人」にたどり着くまでには長い道のりがあったはず。

そこで、今までに「あたってしまった数々のハズレ美容師さん」のエピソードを、男女それぞれに聞いてみました。

調査期間:2011/05/10~2011/05/13
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数809件(ウェブログイン式)


■切られたくない美容師の第1位は、切りすぎ美容師
これまでに「この美容師には髪を切られたくない!」と思ったことはありますか?

はい…… 33.5% (271票)
いいえ……66.5% (538票)

3分の1の人が、「はい」という答えでした。接客業にしてはハズレ率が高いように思います。そこで、「髪を切られたくないと思ったのはどんな美容師だったのか」という理由を聞いて、ランキングにしました。

1位必要以上に切られた 27.4% (222票)
2位手つきが慣れていない 27.3% (221票)
3位パーマやトリートメントなど、オプションメニューを何度もすすめる 25.8% (209票)
4位スタイリングを押しつける 23.9% (193票)
5位なれなれしい 21.9% (177票)
6位しつこく話しかける 21.0% (170票)
7位化粧品などを売ろうとする 18.2% (147票)
8位スタイリングが納得いかない17.4% (141票)
9位会話が合わない 12.7% (103票)
10位ほかのスタッフへの態度がよくない 11.9% (96票)

「はい」と答えた人のほとんどが上げたのは、「前髪を短く切られすぎ、子どものころ母親に切られて失敗した前髪みたいになった」(24歳/女性)というような切られすぎで失敗するパターンでした。

このような切られすぎの失敗は、よくあるのでしょうか?

東京・丸の内のヘアサロンでヘアメイクアーティストとして活躍する深谷実紀さん(ジャン・クロード・ビギン丸の内店)に、美容師としてのご意見をうかがいました。

「切られすぎでいうと、例えば、前髪の長さはミリ単位で顔の印象が変わるので、美容師も特に気を付けています。
同じ長さに切っても、直線的に切るのかすくのかによって長さが違ってみえることもあります。

また、お客さまが『まゆくらいで切って』と言ったときに、美容師はまゆが見え隠れする程度と思って切ったら、お客さまはまゆの下で切ってほしかったというような誤解のケースもありますね」。

「手つきが怪しい」(24歳/女性)、「はさみを何度も落っことしている」(31歳/女性)、「先輩美容師にいろいろ注意されていた」(24歳/女性)というコメントには、深谷さんも自分がかつて客の立場だった経験から、あるあるとうなずきます。

■ヘアケア商品を押し売りされた

3位には「髪が少ないのに、トリートメント剤を強くすすめられた」(31歳/男性)、「ヘアケアはどうしているか聞いてきて、シャンプーなどを買うように強引にすすめられた」(28歳/女性)といった意見が多数寄せられました。

深谷さんによれば、
「オプションメニューは美容師の歩合がつくので、熱心にすすめがちなのかもしれません。美容師側としてはパーマをかけるときにトリートメントをすると効果が高まるのですすめることが多いのですが……。

本当にいい商品は、すすめたい気持ちが強くなってしまうので、押し付けるようなことがないよう気を付けたいところです」とのこと。

同じように、美容師さんの好意が逆効果になってしまうのが4位の髪型や、5位、6位のコミュニケーション。


「美容師としてはお客さまに似合う髪型を提案しても、人によっては迷惑と感じるのかもしれません。

また、美容師がお客さまに話しかけるのは、ライフスタイルを知りたいというのが理由の一つなんです。髪を結ばないといけない仕事なのか、朝はスタイリングをする時間がないのかなど。美容師は初対面でどこまで相手の希望を理解できるかが勝負どころなので、ついつい話しかけてしまうのでしょう」。

■そのほかの「こんな美容師さんは嫌だ!」

ランキング上位の回答は美容師さんも思い当たる節があるようですが、「雑誌のモデルさんと同じ髪型にと注文したお客に『あなたはこのモデルじゃないんだから無理』とブチ切れて説教していた」(25歳/女性)など、深谷さんもびっくり仰天の美容師さんもいます。

美容師さんの見た目も大切です。「つめが汚い」(39歳/男性)、「髪が傷みまくっているギャル系美容師」(23歳/女性)、「顔にピアスがいっぱいな人」(28歳/男性)、「美容師自身の髪型が微妙」(28歳/男性)など。なかには「太ったおばさん。
自分を美しくできない人が、他人をきれいにできるわけがない」(30歳/女性)と厳しい意見も。

「仕上がりにワックスをつけてもらった後に、そのワックスで美容師さんがその場で自分の髪型をセッティングしなおしていた」(28歳/男性)、「閉店間際に私の隣の鏡に座って、『これから飲み会なんで~』と自分の化粧をしはじめた」(26歳/女性)という美容師さんにも興ざめです。

「雑誌はないのかと聞いたら、『雑誌を読むのをやめて、私がカットするところを見てほしい』とタカビーに言われたとき」(32歳/女性)、「こちらがフレンドリーに話しかけているのに話が続かないとき」(22歳/男性)や、「すごい早さでカットを終えられたとき」(24歳/男性)、「髪を切っている途中にいろいろ悩んで手が止まる人」(24歳/女性)も、次はないパターンです。

とどめの切られたくない美容師さんは「耳を切られて血が出た」(23歳/男性)、「カットの最中にはさみの先で鼻をつかれ、鼻血ブーになった」(31歳/女性)、「よそ見が多くてドライヤーで何度も頭を殴られた」(26歳/女性)と、美容道具が凶器となってしまったケース。

どうしたらいい美容師さんを見つけられるか、深谷さんに聞いてみました。
「自分のセンスと合う美容師に出会えるまで、いろいろな美容室に行くとか、まわりの人が行っている美容室を紹介してもらうといいかもしれません。やはり相性が一番なので、会って(切って)みないとわからない部分が大きいと思います」

美容師探しはある意味、恋人探しと同じなのかもしれません。

(下関崇子/ユンブル)

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