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【コブスくんのモテ男道!】節電・節約・時短!おばあちゃんの知恵袋

マイナビニュース

「新聞紙をぬらしてちぎって床にまくと、ほこりをすって掃除がラク」とか、「やけどをしたらアロエを塗る」といった、昔から伝わる生活の知恵がたくさんあります。

震災後は特に現代の生活を見直して、昔ながらの節約方法に興味を持った人も多いのではないでしょうか。そこで、今だからこそ知りたい・伝えたい、おばあちゃんの知恵袋を聞いてみました。

調査期間:2011/05/10~2011/05/13
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数809件(ウェブログイン式)


■お茶や新聞紙、みかんの皮は再利用

日常で役立つ知識・おばあちゃんの知恵袋を身近な人から聞いたことがありますか?

はい……32.6% (264票)
いいえ……67.4% (545票)

3人に1人が「はい」という答えでした。一人暮らしだったり、テレビやネットで情報を得たりする機会が多いので、身近な人から聞くことが少ないのかもしれません。

「はい」と答えた人に、聞いたことのある知恵を具体的に教えてもらいました。

まず多かったのは掃除テク。そのなかでも目立ったのはお茶を使った知恵でした。
「お茶ガラを床にまいてからほうきで掃く」(26歳/女性)、「急須に残ったお茶でテーブルをふく」(28歳/女性)、「お茶っ葉を排水溝に入れておくとぬめりが取れる」(27歳/女性)など。

排水溝のぬめりには「10円玉を入れておく」(35歳/女性)のもよいそうで、台所の排水溝ネットには、ぜひ「穴の開いてしまったストッキング」(24歳/女性)を使ってください。

「レンジのにおいが気になるときは、みかんの皮5個分をチンすると取れる」(27歳/女性)、「米のとぎ汁で食器を洗うと油分が落ちる」(24歳/女性)、「じゃがいもの皮で台所のシンクをこすると、ピカピカになる」(28歳/女性)、「お酢で焦げた鍋を洗う」(27歳/男性)といった台所関連が多いのが知恵袋の特徴でしょうか。

玄関には「コーヒーや紅茶の出しがらを乾燥させて古いストッキングやハンカチに包み、靴の中に入れて消臭に使う」(28歳/女性)のがよいとか。「十円玉を靴に入れておく」(24歳/女性)とにおいがとれるそうです

「お菓子の乾燥剤を靴箱に入れて除湿・消臭材代わりに使う」(28歳/女性)や、「雨にぬれた靴の中に新聞紙をつめると、すぐに乾く」(25歳/女性)は、実践している人も多いのではないでしょうか。出掛ける前は「バナナの皮の裏で靴磨き」(26歳/男性)という回答もありました。コレ、半信半疑でやってみると、ピカピカになってびっくりします。


■卵を落としたときや、ガラスの破片を集めるときは小麦粉を

なにかと忙しい日常生活。「氷を作るときは、製氷皿に水ではなくお湯を入れて作る方が早い」(24歳/男))、「お米を炊くときや、お湯を沸かすついでにゆで卵を作る」(28歳/男性)、「卵を混ぜるときは箸に塩をつけてから混ぜる」(23歳/女性)などの時短テクは、知っておくと役に立つかもしれません。

「夏場はバナナを一本ずつ外して保存、冬場はそのままが長持ち」(23歳/男性)、「葉物野菜は湿らした新聞紙にくるんでビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室に。じゃがいもなどの根菜類は新聞紙で包んでから冷暗所に」(28歳/女性)などの保存テクを使えば、食材を腐らせて無駄にすることが減ります。

「卵を落としたときに、小麦粉をまくと粉がすってくれて掃除がラク」(29歳/女性)、「ガラスの破片をかき集めるときには、小麦粉を水で練ったものでこねると取りやすい」(22歳/男性)なども小耳にはさんでおきたい知恵袋です。

また、「弁当に梅干しをいれると腐りにくい」(24歳/女性)と言いますが、「梅干しをおへそに貼ると、乗り物酔いしない」(28歳/女性)という話もよく聞きます。「小さいころ、遠足の前によく張ってもらった」そうで、彼女にとっては心理的効果があったのでしょう。

■節電には凍らせたペットボトルを

風邪をひいたときには、「梅干しを網で真っ黒になるまで焼き、ショウガをすったものと、ネギを刻んだものをカップに入れてお湯を注ぎ、しょうゆ少々で味付けをしたものを飲む」 (23歳/女性)。
のどが痛いときは「長ネギをストーブの上で焼き、タオルでくるんでのどに巻く」(21歳/女性)。いかにも体に効きそうなおばあちゃんテクです。

「しゃっくりが止まらないとき、鯛という字はどう書くの?と質問すると自然にとまる」 (22歳/女性)は、真偽のほどを友人や恋人に試してみたくなりました。

「窓ガラスは新聞紙を濡(ぬ)らしてふくと、新聞のインクできれいになる」(27歳/男性)というのは聞いたことがありますが、「つめをレシートで磨くとピカピカになる」(23歳/女性)のと同じ原理なのでしょうか。これから暑くなる季節。節電が叫ばれるこのごろですが、エアコン代の節約には、「扇風機の前に凍らせたペットボトルを置く」(24歳/女性)という知恵が多数ありました。「冷風がくるので涼しい。でも、氷が溶けると水分で机や床が濡れてしまうので、ビニール袋を敷いたりしておくと便利」だそうです。


また、「うちのばあちゃん、夏場は首筋に凍らせたハンドタオルをあてて体を冷やし、『これでエアコンいらず』と毎年言ってます」(27歳/男性)、「『夏の節電には、打ち水、すだれ、うちわ。電気がない時代を想像しないと』というのが、おじいちゃんの最近の口ぐせ」(30歳/女性)というオーソドックスな提案にも、今なら耳を傾けられそうです。

アンケートをまとめてみると、昔ながらの知恵に、少しずつ現代的なエッセンスが反映されているのが興味深いところです。節約・倹約生活ですが、この夏は、おばあちゃんの知恵袋を借りて楽しく乗り切るのはいかがでしょうか。

ご注意)掲載の「知恵」はアンケートに寄せられたもので、編集部で効果を保証するものではありません。

(下関崇子/ユンブル)

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