【エンタメCOBS】初心者はマスト!? 一眼レフカメラの"ちょい足し"機材
一眼レフデジカメのエントリーモデルを買ったものの、いまいち満足のいく写真が撮れない……と悩んでいる人は意外と多いのではないでしょうか?フリーカメラマンとして活躍する島田さん(仮名)に、一眼レフカメラ初心者が押さえておきたいお役立ちアイテムや、カメラが上手になるちょっとしたコツを教えてもらいました。
■2本目のレンズを買うなら
一眼レフカメラの優れた点は何といってもレンズが交換可能であること。でも、次にどんなレンズを買ったらいいかが分からず、結局標準レンズのままという人も多いのではないでしょうか。2本目のレンズは何を買えばいいのでしょうか?
「単焦点レンズがおすすめです。これを使うと、背景のボケが効果的に生まれ、描写力が格段に増します。標準レンズに比べて使い勝手はやや劣りますが、ワンランク上の写真を撮るためには欠かせません。デメリットはズームができないことくらいでしょうか」
■ストロボで光を操る
カメラ本体に内蔵されているストロボですが、初心者から一歩進むためには「外付けのストロボ」も手に入れたいところ。「外付けのストロボ」の利点とは?
「外付けストロボであれば、光の向きを変えることができるので、天井に反射した上からの光が被写体にあたります。
室内がどんな光量であろうと自然な光の当たった写真が撮れるので、料理や小物などの写真をよりきれいに撮影したいなら、ぜひ持っておきたいアイテムです」
■レンズフィルターで差をつけろ!
レンズに入ってくる光をコントロールするレンズフィルター。用途に応じてさまざまなフィルターが発売されていますが、初心者を抜け出すにはどんなフィルターを買うべきなのでしょうか?
「PL(偏光)フィルターがおすすめです。水面などの強い光が反射する場合、PLフィルターを装着していれば、反射光を遮断することができます。ショーウィンドウでの撮影時にも写り込みなどの余計な反射を防いでくれるので便利です。取り扱いは難しいのですが、初心者脱出のためにはぜひ挑戦したいフィルターです」
一眼レフカメラは扱いが難しい分、奥深さもあって楽しいですよね。"ちょい足し機材"でワンランク上のカメラ生活を送りたいものです。
(萩原雄太+プレスラボ)
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