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【雑学キング!】サイズの合わない靴は要注意! 自分にピッタリの靴選びとは?

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パンプスって女性の靴の中で圧倒的なシェアを誇っていますが、靴の形状を考えると、むちゃがあるデザインだと思いませんか?普段の生活のみならず、会社や式典等、オフィシャルな場でもほとんどの場合、パンプスを履くことを求められます。うっかり合わないサイズを履いたら最後、靴擦れに悩み苦しむ日々を送ることに……罪な靴です。でも、合わない靴を履くと体調にも影響するとはよく聞きますよね。合う靴の選び方について、『シュークリニック靴のマシモ』の間下徹さんに伺いました。



――合わない靴を履くと、靴擦れ以外にどんなトラブルが起こるのですか?

「腰痛、片頭痛、膝関節症、股(こ)関節の痛み、ねんざなどですね。また健康トラブルではないですが、足のにおいも靴が原因の可能性があります。合わない靴を履くと靴が脱げないように足に力が入る結果、足が緊張してにおいのある汗をかいてしまうのです。特に日本製の靴は中敷きがビニール製になっているものが多いので、乾燥しづらく、ムレやすいんですよ」

――靴が合わないだけでそんなに問題が発生するとは……!恐ろしい話ですね。
男女それぞれ、どのような靴がトラブルを抱えやすいのでしょうか?

「男性だとひも靴です。ひも靴はひもをきっちり締めれば素晴らしい靴なのですが、足にトラブルを抱えてる男性はひもをしっかり締めずに履いていたり、ひもの締め方が甘かったりすることが多いんですよ。ぎゅうぎゅうに締める必要はないけれど、ちょっとキツいかな、くらいまで締めるのが一番いいです」

――女性の場合は?

「パンプスですね。パンプスはもともとヨーロッパの貴族のホームパーティーで、家主の奥さまがお客さんをお出迎えするために履くものだったんですよ。そもそも外を歩く用に作られたものではないんです」

――でも今の世の中、どうしてもパンプスを履かなければならない局面は多いですよね。

「履くならシンプルなデザインのものではなく、甲(こう)にバンドがついているものの方が足には優しいのでオススメです。バンドが足を靴の中に固定してくれます。バンドに限らず、甲(こう)をしっかり覆うタイプのものだと痛くなりにくいでしょう。
靴というのは、甲(こう)が見えなければ見えないほどラクなのです」

――でも、甲(こう)に何も付いてないシンプルなデザインが気に入って履きたいこともありますよね?
「キレイな靴を履きたいっていうのは、要するに我慢と自己満足ですからね。痛いけれどそれでもその靴を履きたいというポリシーを貫きたいならそれでもいいと思います。ただうちの店は、足と靴と体のバランスを整えるというのがコンセプトなので、まずはきちんと寸法を調整することをオススメしています」

ちなみに、筆者は左足が19.9cmでした。20cmにも満たないわが左足……。探せども探せどもピッタリ合う靴が見つからないこの苦しみを考えると、今がはだしで歩きまわる原始時代だったらどんなによかったか……なんて思います。やれやれ、生まれる時代が遅すぎたんでしょうか。

(朝井麻由美+プレスラボ)

シュークリニック靴のマシモ
http://homepage2.nifty.com/kutunomashimo/
丁寧なカウンセリングで自分の足にピッタリと合う靴を作ってくれます

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