【コブスくんのモテ男道!】いつまでもラブラブでいられる、マンネリ回避のポイントとは?
どんなカップルにも訪れる、「マンネリ」という危機。これを克服するにはどうすればいいのか?その男女別のコツを、脳科学者の塩田久嗣先生にお聞きしました。
■女性はいつまでも「女性らしく」!
――やはり女性の場合、大切なのは外見なのでしょうか?
女性がずっと男性に愛されるために必要なのは、外見も含めて、女性としての魅力を保ち続けることです。それは言いかえれば、「この女性と子孫を残したい」「守りたい」という本能を刺激するということです。
つき合いが長くなると、どのカップルも「家族」のような関係になりがちです。もちろん、「家族という組織の一員であるパートナーを守るんだ」、というふうに男性が思ってくれるのも、悪くはありません。しかし、実際に結婚している場合であっても、「女性らしさ」を意識させることで、より愛されるようになるでしょう。
つき合いが長くなったり、結婚したりしても、交際を始めたばかりのような気分で過ごすように気を配ってみてください。
例えば、同居を始めてから彼氏にはいつもスッピンしか見せてないとか、結婚後、相手のことを名前で呼ばなくなりお互いに「お父さん」「お母さん」などと呼んでいるとか、そういうのはあまりよくないですね。男性には、適度に「刺激」を与えることが大事なんです。
その「刺激」を、もっとも分かりやすく男性に伝えることができるのが、外見の美しさです。特におすすめなのは、セクシーな下着を身につけること。同居カップルや夫婦の場合、一緒にいる時間の大部分は部屋にいるのでオシャレにも限界があるでしょうが、そういうときにも効果的な方法です。
■男性が最も気を配るべきなのは!?
――では、男性の場合は?
女性の場合は、男性の「守りたい」という本能を刺激することがコツでしたが、今度は逆で、女性の「守ってもらいたい」という本能を満たしてあげることが大切です。具体的には、何かトラブルがあったときにも堂々とふるまう、などです。
――とっさのときに「頼りない!」と思ってしまうこともあるので、なかなか難しいかもしれませんね……。
「頼もしさ」に自信のない男性は、とにかく「愛してる」「好きだ」と口に出して言ってあげることです。そうすることで、女性は安心します。男性的な低い声というのは脳に心地よく響くので、口に出して、直接言ってあげるといいですね。メールでは効果は半減してしまいます。どうしても照れくさいなら、せめて電話で言ってあげましょう。
それから、これは自分では気づきにくいのですが、男性の場合は加齢臭にも気をつけてください。中高年の方だけでなく、比較的若い方でも、食生活やストレス、生活習慣によってニオイが出てくるケースもあるので、注意が必要です。
加齢臭が出てくるというのは、ハッキリ言うと「男性として役に立たない」「男性機能が衰えている」というサイン。
加齢臭があると、女性は男性を異性として意識しなくなります。
女性は、男性以上にニオイに敏感です。また、人間も動物のようにフェロモンのようなものを感じ取っているという説も有力ですし、ニオイというのは大脳辺縁系という脳の原始的な部分に訴えかけるものですから、「におい」と思ってしまうと、「生理的に受け付けない」ということになってしまう恐れもあります。常に清潔感をキープして、気になるようならスプレーやコロンなどを使用してください。
(取材/スタープレス)
●塩田久嗣先生プロフィール
1962年生まれ、脳科学者。ブレインサイエンス・ラボラトリー所長。京都大学卒業後、脳や心の研究に従事し、それまでの脳科学の常識を覆す「感情量」という独自の概念を提唱している。人気携帯サイト『男子脳×女子脳』の企画・監修をはじめ、執筆活動やTV出演も多数。
おもな著書に、『99.9%成功する脳の使い方』(中経出版)、『"成功脳"の秘密がわかった!「扁桃体パワー」が幸せを引き寄せる』(徳間書店)など。
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