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【コブスくんのモテ男道!】先輩や上司の出産祝い。喜ばれるプレゼントとは?

マイナビニュース

「上司の○○さん、赤ちゃんが生まれるらしいよ」と職場でときどき耳にするおめでたいニュース。何かお祝いをしたいと思いつつ、独身にとって赤ちゃんグッズは未知の世界です。学生時代の先輩や、会社の上司……出産祝いには何を送ったら喜ばれるのでしょう?
そこで、ベビーグッズ専門ショップ・ベビージャクソンズストアの店長矢野保寿(やの・やすひさ)さんに、最近の出産祝いの人気商品や相場をうかがいました。


■「イクメン」向けやオムツケーキが人気

――会社の先輩や上司に贈る出産祝いの相場を教えてください

矢野さん「仕事関係の場合は、熨斗(のし)包装をするような、少し値段が高めの傾向にあります。一人で渡す場合は数千円、複数でお金を出し合って渡す場合は\10,000から\15,000が主流ですね。

ただ、プライベートの友人の場合、大切な人には高額のもの、ちょっとした付き合いの友人には\2,000前後のものと、自分と相手との距離によって値段に幅があるようです」

――どんな商品が喜ばれる傾向にありますか?

矢野さん「だっこひもやおんぶひも、オムツなど、実用的なものですね。ロンパース(シャツとパンツが一体になった幼児用の服)や肌着、よだれかけ(ビブ)は何枚も必要なので喜ばれると思います。

だっこひもでは、赤ちゃんを斜めがけにしてだっこができる『ベビースリング(\10,000前後)』が人気です。
育児に積極的に参加するパパが増えたため、男性にも似合うようなシックな色や、サイズ調整ができる男女兼用のタイプが売れ筋です。

また、『おんぶひも』も昔に比べて機能性が良くなっています。だっこひもと兼用のタイプや、長時間おんぶして家事をしても疲れないように腰のベルトで赤ちゃんを支えるタイプが好まれるようです。新生児から2歳前後まで長く使えるのも人気の理由です」

――ここ数年で喜ばれる商品は変わってきましたか?

矢野「3~4年前から『とても喜んでもらえた』とお客さまのレビューが増えたのは『オムツケーキ(ダイパーケーキ)』です。紙オムツを花や肌着などのベビーグッズでデコレーションをしてケーキに見立てたものです。

もともとはアメリカの習慣で、赤ちゃんの健やかな成長を願う人気の贈り物ですが、日本ではまだ知らない方も多く、サプライズと実用性を兼ね備えたアイテムとして人気です。また、『レッグウォーマー』も0歳から4歳くらいまで使えるということ、ハイセンスな柄が多く種類が豊富なため、ファッション感覚でそろえられるということがウケているようです」

■ベビー服はあげる時期と着る時期に注意

――では逆に、あまり喜ばれない贈り物はあるのでしょうか?

矢野さん「気持ちのこもった贈り物ならどんな商品でも喜ばれると思いますが、注意が必要なアイテムもいくつかあります。

まず授乳ケープがあげられます。
母乳をあげるときに赤ちゃんをだっこした上から覆う布で、外出先で人目を気にせず授乳できるため人気が高い商品ですが、相手が母乳ではなく粉ミルクで育てている場合は贈っても使われないということがあります。

また、おしゃぶりもお手入れ(衛生管理)の手間がかかるなどの理由で、最近は使わない人も増えています。

洋服は、プレゼントする時期と赤ちゃんが実際に着る季節のズレに注意が必要です。例えば12月生まれの赤ちゃんに6カ月のサイズの洋服を差し上げる場合は「春夏用」、1歳用のサイズなら「秋冬用」を選んでください。

赤ちゃんは生まれてから1年で、身長が数十cm伸びます。生まれた年の冬は大きかった服が、来年の冬には小さくて着られなくなってしまうことがあります。ですから季節にあった洋服のサイズ選びが重要です。

ほかにはファーストシューズ系など、『初めての○○は自分で用意する』というママのこだわりがありそうなものは控えたほうが無難かもしれません」

ちなみに、出産祝いをもらった人がお返し(内祝い)のときに選ぶものとして、生まれたときの赤ちゃんの重さと同じ重量のお米を包装した「だっこ米(まい)」が人気だとか。


婚活に励む身としては、お米じゃなくて、早く本物の赤ちゃんをだっこしたい!?それとも今のところはお米で十分?

監修:矢野保寿氏。ベビーグッズ専門ネットショップ・ベビージャクソンズストア(東京都千代田区http://www.baby-jacksons.comTEL:03-3253-3831)店長。自らも子育てに奮闘する2児の父。

(下関崇子/ユンブル)

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