【コブスくんのモテ男道!】パソコン疲れ!? 眼科医に聞く目、肩、心身の疲労ケア
「徹夜でパソコンの作業をしていた」、「暗い場所でゲームに夢中になった」、「ベッドで携帯電話を操作していた」など、モニター画面を長時間注視しながら操作を続けることで目が疲れたり、肩こりや疲労感がひどくなったりしたことはありませんか。
これは「VDT(Visual Display Terminal。ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群」と呼ばれています。パソコンを常に操作するビジネスパーソンには気になる症状ではないでしょうか。
そこで、眼科専門医・ふくだ眼科(大阪府豊中市)院長の福田博道(ふくだ・ひろみち)先生に「VDT作業による目の疲労」の原因とその予防、また、自分でできるケアについてレクチャーしていただきました。
■国や自治体、企業もその対策に乗り出す
デスクワークといえば、「長時間イスに座って同じ姿勢でパソコン作業」という、単調な動きを続けることが多いと思います。これが人の健康に害を与える、という報告を受けた厚生労働省は2002年に、「新VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」を発表し、作業時間の目安や作業環境の改善、健康管理についての条項をとりまとめています。