【日本合コン党幹事・マグナム山田の「これさえすればフラレない方法108式」】ガールズトークをマスターせよ。女子の合言葉は「あ、分かるー!」
『日本合コン党』党首、M・山田ことマグナム山田です。今日も演説させていただきますよ!ダメ合コンを駆逐し、日本を少子化の危機から救い出すんです!
さて、男性の皆さまは、ケータイを買うとき、あえてピンクを選びますか?かわいい花柄のひげそりって見たことありますか?あまりないですよね。
ようするに、男子向けの商品には、男子向けの色があります。女子向けも同じ。色でさえ、ハッキリ好みが出る。いわんや、会話の好みも、大きくちがうんです。
■党則3:「女子トークは “分かるー!”で受けよ」(いじるとき以外)
そう、例えばかれんな女子の方々を前に下ネタの話をしたら、たいてい好かれないことを僕らは知っています。経験上、分かりますよね。
でも、なぜなんでしょう?
私は、マーケッターで、心理学者ではないのですが、こう考えます。男性も女性も、自分を「機能」として見られるのがいやなのではないか。
例えば、男性諸君も女子にいきなり年収と財産(親のも含む)とか聞かれたらイヤじゃないですか?要するに、男性も生活費を稼ぐ機能として女性から見られるとイヤということです。
われわれ人間は、たいてい、愛されて子ども時代を過ごす。その愛は無償です。しかし大人になると、無償の愛でなく、いかほどの機能を持つか厳しく試される。そこがあからさまな会話は、どこか嫌悪感を感じるものなのでしょう。
ならば、女子に好かれる会話とは、なんでしょうか?
それは、子どものころからの習性にヒントがあると思っています。
男の子、女の子の生態を思い出してください。例えば、遊び。
男子はプロレスごっこ(戦い)、対戦型ゲーム(戦い)、高校生くらいになると賭け事(戦い)を始めたりします。いや、賭け事はいけませんね(笑)。ちなみに、猫も、オス同士は戦う遊びが好きらしいですね。いわば「男→←男」と向き合う感じ。
一方、女子は、おままごと(共感)、一緒に何か作る(共同作業)、おそろいのものを買う(共感)、長電話(共感)など、いわば……
↑↑
「女・女」
と、同じ方向を向くのが女子の習性。
そう、女子のキーワードは「共感」なんですよ。
会話も違います。仮に男同士であれば「ブリジストンの創業者は石橋さんやねんで。せやからブリッジストーンでブリジストンや」と来たら「なら、シャープはもともとシャーペン作ってたからシャープなんやで!」と張り倒し返す。これが礼儀。
でも、われわれは女子に比べると殺伐とした生き物なんですよ!
具体的に言いましょう。
もし、女子に「ブラザー工業って、本当はシスターにする予定だったんだって!」などと言われたら(言われないかもしれませんが)、戦っては(かぶせて会話をしては)いけません。
「へぇ~!○○ちゃんって物知りなんだね」と気持ちよくしゃべらせてあげましょう(まずは、共感)。そのあとで「ちなみに、プロミスって、社長が“約束でっせ”って貸してたからプロミスらしいよ」と言ってあげましょう。
「きゃー、○○さん物知り!」とか言ってくれるかもしれません。
ほら、ガールズトークっぽいでしょ?
女子は、何事も「共感したあと」なんです。
悩み相談も同じ。女子が(時にはどうでもよさそうなことで)悩んでいるとき「そんなん、ぱっぱとこうしたらええやん」と解決し「オレってすごい」と思っている男子は……
女 子 の 前 で 下 ネ タ の 話 を し て い る の と 同 じ
なんですよ!
賢者のみなさんは、既に、この場面で日本男児が発するべき一言がお分かりですよね。
「分かるー、それよくガマンしたね(涙)」
「それでどうしたの?」
「○○ちゃん、そこは怒るべきよ!」
「ひどいヤツがいるものね」
最後、オネエ化する必要はありませんが、基本、共感なんです。教えることは、教室のレイアウトを語るまでもなく、対決する形の一部。
ガールズトークでは重要度は低い。女子は地図を読むのがニガテであること同様、悩みをぱっぱと解決できないかもしれない。
解決法を教えたくなるかもしれない。でも、それは共感のあとなのです。
意外と、トリビア系の話はウケますからね。これも私、マグナム山田のこれまでの苦労のあとと思っていただければ(笑)。
(文/マグナム山田)
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