【コブスくんの使えそうな仕事術】きれいに文字をそろえるコツと“くし刺しのお団子”の共通点とは?
「けい線のない紙に文章を書くと曲がる……」こんな悩みはあるあるですよね。でも、どうしたらいいでしょうか。
今回は、『大人のきれい字書き方』の通信講座やセミナーを実施されている、今井淑恵先生に文章のバランスをキレイにとる方法を教えていただきます。
(以下、今井先生)
線が印刷されたノートブックや便せんなどに書いているときは、文字のゆがみはあまり気にならないのですが、ちょっとしたメモや線がないはがきに書こうとすると、真っすぐに書くのが難しいと感じたことはありませんか?
日常書く文章では、「きれいな字……」の条件として、「ゆがみ」がないこと、一行の文字列が真っすぐにそろってみえることがあげられると思います。
私たちの身の回りを見渡しても、整然と並んでいるものを自然に美しいと感じるように、文字にもこれが当てはまりますよね。アートな書道の作品は別として、日常の文章には整然とした美しさが求められます。
美しく並べるにはどうしたらいいでしょうか。
それは、「中心」をそろえることです。
文字の中心なんか考えたことないよ、という方も多いと思います。
ちょっとこんなものを想像してみてください。