くらし情報『【コブスくんのモテ男道!】パリジャン&パリジェンヌに聞く。入籍せずに事実婚を選ぶ理由』

2011年8月17日 19:00

【コブスくんのモテ男道!】パリジャン&パリジェンヌに聞く。入籍せずに事実婚を選ぶ理由

【コブスくんのモテ男道!】パリジャン&パリジェンヌに聞く。入籍せずに事実婚を選ぶ理由
愛の国、フランスといわれるけれど、なぜか結婚(日本で言う入籍)願望があまりないフランス人。その代わり、同棲カップルは日本よりもずっと多く、日本でいう「事実婚」を選択する人々もたくさんいます。

フランス人にとって結婚とはどんなものなのでしょうか?事実婚を貫くオレリア(30歳/販売員)とカミーユ(30歳/システムエンジニア)、クレール(30歳/事務員)とオーバン(30歳/運搬員)、そしてマノン(30歳/銀行員)とアントナン(30歳/教師)のパリジャン&パリジェンヌのカップルに聞きました。

■入籍するメリットを感じないフランス人

町中どこでも人目をはばからずキスをし、愛をささやき合うフランス人ですが、結婚となると、「結婚するメリットが分からない」(オレリア)、「入籍の法的手続きが面倒」(クレール)、「なかなか別れられないので面倒」(カミーユ)など、現実的でクールな意見が飛び交います。

そもそもフランスは、結婚、離婚、そして事実婚ともに日本と形が異なります。日本と一番大きく異なるのが、結婚と事実婚の間の法律的なことや価値観に差があまりないこと。

フランスでは籍をいれなくても、連帯市民協約(PACS)

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