【コブスくんのモテ男道!】台車でテレビを持ち帰る客。ホテルウーマンは見た!
24時間毎日、複数の見知らぬ人間が出入りするホテル。そこで働く人たちは、「お客さまの数だけドラマがある」と言います。
そこで、関西にある某高級シティホテルで働くベテランのお二人・広報担当Aさん(女性/勤続25年)と宿泊部門のTさん(女性/勤続30年)に、「ホテルという華やかな舞台の裏で垣間見るゲストの実態」というテーマ(?)で、お話をうかがいました。
■トイレで爆睡する酔っぱらいの女性
「お客さんにかかわる業務のうち、一番大変なことは何ですか」とたずねたところ、お二人して「急に体調を壊されるお客さま」と口をそろえます。これはすなわち、「披露宴でお酒を飲み過ぎた招待客が、その場で吐いてしまうこと」だそうで……。
そんなことがあるのですねぇ、とツッコムと、Aさんが声を大きくして、
「しょっちゅうですよ。披露宴だけでなく、ディナーショーや歓送迎会、政治家の資金集めパーティでも酔っぱらう人はいます。さすがにテーブルにもどしていたのは見たことがありませんが、宴会場のジュータンが犠牲になったことは数知れずです」と証言します。
そんなとき、どう対処するのでしょうか。Tさんは、
「つらいなあ、と思いつつ、何とかしなければっと気持ちを切り替えます。