【コブスくんのモテ男道!】元カレ関係から記憶まで。断捨離で後悔したもの
「断捨離(だんしゃり)」や「捨てる技術」など、整理術のブームが続いています。最初は捨てるのがもったいないと思っていても、いざ捨て始めると止まらなくなり、スッキリさっぱりした!という人も多いと思います。
が、あれもこれも捨ててしまい、後悔したことはないのでしょうか。そこで、男女1,000人にアンケートを実施しておたずねしました。
調査期間:2011/7/8~2011/7/16
アンケート対象:COBS ONLINE会員
有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)
■後悔するのは洋服・雑誌が多い!
捨ててしまって後悔したものはありますか?
はい……16.4%(164票)
いいえ……83.6%(836票)
「はい」と答えた人はそれほど多くはありませんが、捨ててしまったものと、後悔した理由を聞いてみました。
・洋服類
季節ごとにバーゲンで買い集め、いつのまにかクローゼットに収まらないほど増えてしまった洋服。
「もう着ない」、「流行遅れだから」、「サイズが合わない」などの理由で捨てる人が多いようですが、「数年後、また捨てたものと同じようなものがはやってきた」(26歳/女性)と後悔する人が続出でした。
また、「学生時代のジャージは卒業後も意外に使えることに気付いた」(25歳/女性)、「母校の制服を友人の結婚式の余興で使うことになった」(27歳/女性)という人も。
自分が着なくても、「妹が欲しがっていたことが分かった。妹は買い取ってもいいと思っていたらしい」(29歳/女性)と聞くと、捨てなきゃよかったと思うようです。
「もう着ないだろう、また買えばいいだろうと思って捨てたが、今は買うお金がないので捨てなきゃよかったと思う」(26歳/女性)や、「捨てたことを忘れてずっと捜し続けていた」(31歳/女性)という意見には、「あるある~」とうなずく人も多いのでは。
・昔の雑誌や漫画、CDや過去に録画したビデオテープ
本棚を占領してしまう雑誌やCDも、段ボール単位で捨てた後に後悔が襲ってくるようです。
「10年ぐらい前の『MYOJO』(アイドル雑誌)。もういらないと思って数年前に捨てたら、最近突然ジャニーズが好きになって、捨てなければよかったと後悔」(27歳/女性)、「好きだったアーティストの初回限定版のCD」(26歳/女性)など。過去に録画したビデオテープも、「昔のテレビ番組の方が面白かったのでもう一度見てみたくなった」(28歳/男性)場合や、少年漫画雑誌は「単行本未収録作品など、急に読みたくなった」(25歳/女性)との理由で後悔したとか。
また、「捨てた雑誌が、オークションで売られていた」(32歳/男性)など、自分はすでに興味がなくても高値で取引されているのを知ると、後悔も倍増するようです。
「ゲームや雑誌などの娯楽品は、部屋のスペースと娯楽にかけていた分の時間は確保できたものの、確実に以前より生活がつまらなくなった」(23歳/男性)という意見には、何やら、モノと人生について考えたくなります。
・元カレ関連の品
恋人と別れると、思い出の品もスパッと捨ててしまう女性が多いようですが、何年かたつと「昔のカレシとのプリクラは、いい思い出として捨てずに残しておけばよかったと思った」(31歳/女性)、「元カレと撮った写真は、もう見られないと思ったら後悔した」(22歳/女性)という意見も。
「元カレにもらったアクセサリーは、けっこう高価なものだったので、今だったら使えると思って後悔した」(32歳/女性)という人もいれば、「失恋したと思ったら5年後また付き合うことになったから、当時もらった手紙を捨てて後悔した」(24歳/女性)という人もいました。
・パソコンや携帯電話内のデータ
データ類は、洋服や本と違ってかさばるものではないですが、定期的に「ごみ箱」に捨ててしまう人も多いのでは。しかし、「もう使わないと思って捨てたパソコン内のファイルが必要になってしまい、一から作り直すことになった」(28歳/女性)というのは、身に覚えがあるかも!?
また、「学生時代の友達の携帯番号」(30歳/女性)、「連絡を取りたいときにメールアドレスがなくて困った」(23歳/女性)など、捨ててしまった人間関係(?)に後悔する人も。
・まさか、これが必要になるとは!?ほかにも、意外なものが後悔の対象になっているようです。
「近くの川でメダカを捕まえて飼おうとしたら、金魚鉢を捨てたことに気付き、再度購入した」(30歳/女性)、「子供のころに使っていた絵の具やクレヨンなど、ふと絵が描きたくなり、使おうと思ったらついこの間捨てたところだった」(24歳/女性)などは、意識せずに捨てて後悔したパターン。大学の教科書など、「専攻と就職した会社の分野が全く違ったので捨ててしまったが、お客さまの仕事内容などで意外と関連があるものがあった」(22歳/女性)という意見もありました。
そして意外性のなかでも意外だったのが、「昔住んでいたアパートの住所」(29歳/女性)。地方銀行の通帳を解約時、「確認のため前の住所を言ってください」と言われたものの、覚えていなかったのでできなかったとか。郵便物の転送届にも元住所を書けずに困ってしまったとのこと。
捨ててしまって困るのは、モノだけには限らないようです。ぜひ整理するときの参考にしてください。
(下関崇子/ユンブル)
【関連リンク】
【コラム】300円高いランチにしたために……。見栄を張って後悔したこと
【コラム】アンケート私が感じた「小さな後悔」
【コラム】20万円のブーツから2千円の抱き枕まで。後悔したムダ遣いの数々