【コブスくんのモテ男道!】心療内科医の教え。自信を喪失したときに回復する方法
仕事でミスをしてしまい、顧客と会社に迷惑をかけた、どう考えても自分のミスだ……。納得できない不意の人事異動があった……。仕事に対して、また自分に対して自信をなくしたり落ち込みが激しかったりするとき、どのように考えるべきでしょうか。
心療内科医で野崎クリニック院長の野崎京子先生にお話をうかがいました。
■誰かにかわいがってもらった体験を思い出そう
「まず、仕事のミスで落ち込むというのは誰しもあることで、自然なことです」という野崎先生は、
「失敗しない人などこの世にはいません。もし『自分はミスをしない』と思っている人がいるとすれば、自信過剰なだけでしょう。ミスをした場合は、『落ち込みかた』が問題です。
一番いいのは、すぐに気持ちを切り替えて、ミスの原因を追及して対処する。
そのミスを機会に仕事の質を向上させる、ということです」と話し始めます。続けて、
「つまり、『失敗は成功のモト』ととらえて新たな気持ちで仕事に取り組めるかどうかです。でも、『分かってはいるけれど、そうすぐには切り替えができないからしんどい』ということもあるでしょう」と言います。
確かに、気持ちを切り替えるまでの期間や考え方は個人によって千差万別で、その人の性格が反映されそうです。